アメリカから輸入したC52形を解析して国産化。
1928~29年の間にC53形は全97両量産 特徴は3シリンダー式。
1934年11月、当時の世界的な流線型ブームに乗って設計建造。11月24日に鷹取工場構内で試運転を実施。当初は「濃い海老茶の伊達姿」という記録があるが、法規により公式走行前に黒一色に塗装された。梅小路機関区に所属。
1934年12月1日~1937年7月1日ダイヤ改正まで運用。特急「燕」の神戸 - 名古屋間、「富士」の名古屋 - 大阪間、京都 – 神戸間の急行列車や普通列車も牽引。
しかし、構造が複雑で部品が多いために整備側から敬遠された。
特急運用を外されるとボディは標準形に戻されて、1948年~50年にすべて廃車。
機関車前部サイド
正面の煙室扉からキャブの窓
テンダー後方部



