スペインにおける鉄道趣味のメッカはレリダであることを知りました。
毎年3月下旬にスペイン最大の鉄道模型フェアが開催され、復旧動態機関車の宝庫でもあります。
バルセロナから内陸部に入り170kmほど西に位置する、レリダ Lelida (または ジェイダ Lleida)
規模の違いはともかく、鉄道イベントの分野ではスペインのニュールンベルクと比されるでしょう。
その担い手は・・
ARMF 歴史的鉄道車両再生協会
Associación para la Reconstrucción y Puesta en Servicio de Material Ferroviario Histórico
You Tube映像
MZA 602 その1
http://www.youtube.com/watch?v=cPRy85qgVts
バレンシアの静態保存機関車の運搬から復旧作業
MZA 602 その2
http://www.youtube.com/watch?v=vcAqmHUiPgo
カマの火入れから試運転
031T S.F.G.- 7
http://www.youtube.com/watch?v=l_48i2BMKus
1890年 クラウス社製機関車 運搬と修復
Verraco 040
http://www.youtube.com/watch?v=w0Q9OK_OLq8
1891年製造 廃車40年後の2005年に復活運転
Garratt 282F-0421
http://www.youtube.com/watch?v=j8J8-r8EMEI
2010年復活運転 前後テンダー&ダブル動輪の大型機関車
同年にレリダ~バラグエル間を22回走行
映像を見ているうちに、友の会の幹部の言葉を思い出しました。
「コルドバ旧駅前に展示されている機関車を復旧させたいが、現在の資金難では無理。カタランに持っていかれないうちになんとかしなくては・・あの機関車はなんとしてでもアンダルシアに留めて置きたい」
020型 コルドバ駅前に放置されている静態保存機
2001~07年までのユーロバブル期には比較的資金の調達は可能でしたが、
今の現状では、とかく道楽と見做されがちな事業にお金を使うのは難しそうですね。
でも、スペインもこれだけ頑張っています。
