鉄道雑誌Maquetren社製作DVD
マタロ号に関するドキュメンタリー
1837年11月19日 キューバ鉄道開業式典
カタラン人でマタロ出身の実業家ミゲル・ビリャーダが列席、
キューバ総督タホン将軍と共にスペインに鉄道を建設しようと決意。
1840年、ロンドン滞在中のスペイン外交官ホセ・マリア・ロカ氏がスペイン政府に建設を要請。バルセロナ~マタロ間に貨物旅客用の鉄道敷設を計画
1843年11月30日認可
1845年7月27日着工
イギリスから機関車4両、貴賓車、1,2,3等車を含む客貨車97両を購入
1848年4月2日、プロジェクト責任者が病死、甥に事業を継承
1848年10月28日開業
19世紀後半の産業の振興と発展に絶大な寄与をなした。
スペインが広軌1672mmを採用したのは、ナポレオン戦争以来、フランスと対立関係にあリ、仮想敵国フランス軍のスペインへの侵入を避ける目的。
1948年、開業100周年 レプリカ機関車の製造
(ナレーションの一部を聴き起し抄訳)
往時の衣装に扮しての記念運転
優雅な貴賓車 この車輌の存在が気になります
群集の間を縫って颯爽と走行
歓呼で迎えられるマタロ号
罐と機関士
平原の中を疾走
前面に旗を掲げて颯爽と駆け抜けます
モノクロ画像は風格があっていいものです
1983年 バルセロナ~ビラノバ開通100周年記念運転
急勾配のため電気機関車の補機付き
1988年5月31日 バルセロナ・オリンピックのインフラ工事開始記念運行
フランサ駅周辺の整備事業に伴う元来の線路撤去。
ビラノバ・ラジェクトのカタルーニャ科学技術博物館
サン・アンドレウ機関庫に保存
若干斜めに装備されたシリンダーピストン
車輪下回り部分
知られざる名機関車マタロ号の魅力いっぱいの映像でした。




