スペインがサウジアラビア新幹線の建設プロジェクトを受注。
聖地メッカとメディナを結び、巡礼者の輸送と主な目的とした鉄道路線。
スペインの公共企業体12社が参画、一部フランス企業も参加。
合弁企業名はアル・ショウラ社(Al-Shoula)
首都リヤドで契約書に調印。受注契約にあたっては、サウジ側はアブデルアジス皇太子、スペイン側は勧業大臣と外務大臣が署名を行なった。
数年間にわたる入札競争の中で、主なライバルはフランスであったが、
スペイン国王ファンカルロス1世、およびサウジアラビア国王アブダラの両者の歩み寄りと努力が実った結果となった。
正式名称 ハラメイン高速鉄道 Haramain High Speed Railway (HHR)
愛称は巡礼AVE、または砂漠のAVE
全長450km 所要2時間半
工費は 67億ユーロ、建設工期は約12年。
AVE車輌35編成分を納入する計画、一編成の定員450人。
年間6000万人の利用が見込まれる。
(2012年1月14日の新聞記事より抄訳)