セビージャのトラムは開通後2年目にして車輌が変更されました。
当初の車両 新型車両
市役所広場から大聖堂までの大通りの架線が撤去されて
ひと駅分の区間だけパンタグラフを下ろしてバッテリー駆動する電車を導入。
この地はカトリックの宗教行事が盛んな街で
旧市街の大通りはお祭りの御輿が通る花道となっています。
それまでは祭事の時だけ邪魔になる架線を外していたのですが
その度に取り付けたり外したりするのは面倒というわけです。
それにしても、お祭りのために思い切って架線を撤去してしまうとは・・
セビージャ人の面目躍如、誠に天晴れなり。
おかげで景観もスッキリ。