市庁舎横サン・フランシスコ広場でのイベント展示
旧トラム車輌 314番 背景は市庁舎の16世紀プラテレスコ様式の壁面彫刻
車内の様子 ハンドルと座席
市電301型 314番
1936~45年、ゴンサロ・ビルバオ通りのセビージャ電鉄工場にて製造。
3軸車輪(動輪・補助輪・動輪)構成が興味深い。
曲径10mのカーブ通過が可能、縦長の車体、市内の狭い路地や急カーブの走行に適合。
3軸車はWinterther社の特許のもとにセビージャにて製造。171~180番台は4軸車。
301型はスイス独自の設計、基本型の台車に異なった車体が載せられた。
314番の製作費用は当時の金額で78000ペセタ、20年間運行。
ヘリオポリス、グアダイラ、レオン地区、タブラーテ空軍基地、
カマス、サン・ファン・デ・アスナルファラーチェ、プエブラ・デル・リオなどの路線で運用。
後年にパンタグラフと回転連結器が取り付けられ、マカレーナ地区~ネルビオン地区でも運行。
1965年1月17日に引退。 トリアーナ地区の電車車庫に保存、
現在プラサ・デ・アルマス駅に展示されている177番と共に修復される。
近年、市営バス会社の工場にて補修、現在はアンダルシア大通りの市バス車庫に展示されている。
(説明書訳 by ルイス )
これで、6月22日付ブログ記事 「ひまわり畑 by ママチャリ」に載せた電車の由来がわかりました。