地元の懇意にしていた鉄道模型専門店が倒産してしまいました。
これもスペイン経済危機の影響の一つといえましょう。
すでに4月のフェリア祭りが終わった頃から休業中で
連絡先の電話番号が書かれた貼り紙が掲げられていました。
いずれ再開するものと、淡い期待を抱いていたのですが
今日、店の前を通ると、不動産売却物件であることを示すボードを目にして落胆の思い。
これまで色々とお世話になっていただけに、とても残念で寂しい限りです。
店主のエンリケ、メンテのセバスチャン、バイトのヘスス、ファン・・
皆、純粋な模型愛好家で、いつも親切に応対してくれました。
世の中の不況は、このような趣味の分野にも直撃します。
現実の暮らしに余裕がなくなると、まず削減の対象になる支出です。
2000年代ユーロバブルの好景気と言われたのは束の間のこと。
この地に鉄模趣味が根づいて隆盛を見るという道は遠そうです。