スペインの主要紙ABC、4月27日付の新聞の娯楽欄に載っていた記事です。
「アル・アンダルース急行、8年の眠りから目覚める。
1920年代を彷彿とさせる5つ星トレインによる豪奢な鉄道の旅」
FEVE観光列車の社長、ホセ・アントニオ・ロドリゲス氏のインタビュー抜粋
数々の文学や映画のモチーフとなり、鉄道の旅への憧れを誘ってきた豪華列車
車内に漂うほのかな木の香、現代の合成素材を使っていない伝統的インテリア
ラシックな室内調度品、刺繍入り織り布やカーペット、洗面台は金メッキの蛇口
ステンドグラスの窓からアンダルシアの光が差し込む
1920年代のベル・エポックの雰囲気を湛えた列車が再びアンダルシアに復活
この数年間に車輌リフォーム、最新式エアコン、セキュリティシステム採用
ライブ音楽、図書室、テレビ、DVD、Wifi完備
1万8千リットルの水を積み、ハイドロマッサージ式シャワー装備
スペイン豪華列車100周年記念企画
定員64名 車輌全長400m
乗客の80%は外国人旅行者、主なターゲットはヨーロッパの熟年富裕層、アメリカや日本からの乗客も期待されている。
料金はカップルで6000ユーロ (一人あたり30万円以上!)
5月6日 日曜日出発 5泊6日の旅
行程のイメージ
午前8時半発車、ビュッフェ朝食がふるまわれ、車窓から景色を楽しむひととき。 10時に観光都市の駅に到着、ガイド付きで世界遺産の観光、市中レストランにて昼食。再び列車に戻り、午睡シエスタの後、午後5時半に別の都市に到着、観光後フリータイム。 ディナーの後は、サロンバーの車輌にてショーとダンスを楽しみ、豪華寝台車のベッドにて就寝。
コルドバ、バエサ、ウベダ、グラナダ、ロンダ、サンルカール・デ・バラメダなどを周遊とありますが、具体的な日程は書かれていません。駅に立ち寄ったついでに案内所で尋ねると、この列車は民間企業と旅行代理店の管轄で、スペイン国鉄は関与していないという話でした。
