ベルリンの南111km 赤い2階電車に乗って1時間15分
正式名称 ルターシュタット・ヴィッテンベルク
駅舎は島式になっていて、線路と線路の間に挟まれています。
到着すると市街地の方向に少し戸惑いました。
マルクト広場 聖マリエン教会の塔と家並み
本来広場に面していた筈のファサードが隠れているのは、プラハの教会も同様ですが、
宗教改革後の反教権主義のあらわれでしょう。
この広場に面して、16世紀ドイツ・ルネサンスの画家クラーナハの家があります。
スリムでコケットなヴィーナス、現代的ともいえる体型と容姿の女性像の作風が印象的。
クラーナハの絵は各国の美術館で見ていますが、こうして住んでいた土地を訪れるのも感慨深いです。
1517年、マルティン・ルターが「95か条の論題」を貼り出した城砦教会の扉。
この人口5万人足らずの小さな町で、ヨーロッパを揺るがす宗教改革の烽火が上げられたのです。
元の扉は1760年に戦乱で失われて、当時のままのものではありません。
土曜の午後、静けさに包まれたドイツの地方都市をしばし散策。
メインストリートで鉄道模型店を見つけました。
駅への戻り道 給水塔が残っています。
鉄オタ萌えのお宝設備を発見~♪ 駅から工場への引込線で見つけた簡易ターンテーブル
途中駅で見かけたローカル列車
赤い車輌は頻繁に見かけるので、黄色が新鮮に映ります。
