イタリアの中にあるミニ国家 サンマリノはヨーロッパ最古の共和国
名前は知っていても、実際に訪れるまではどんな国なのかイメージは湧きませんでした。
山麓のボルゴマッジョーレからゴンドラに乗って一気に登っていきます
山上都市サンマリノの古城 ティターノ山頂 海抜750m
11~14世紀に建造された3つの要塞 グアイタ、チェスタ、モンターレ
旧市街は年末のイリュミが綺麗でした。
この門の先で偶然に入ったレストランはグルメ料理で大満足。
人口3万人 首都サン・マリノ市 4493人 年間観光客300万人
この小規模な地方自治体のレベルで、国としての機能を果たす人材を擁している点が凄いと思いました。
子供と老人を差し引くと、成人の数はは限られているはず。その構成員の中で
政治、外交、経済、商業、観光・・とすべての分野の業務をこなしていかねばならず
つまり国民の殆どがエリートとして国の運営に関わっているわけです。
そして、イタリア史の激動の時代を乗り越えて、独立を守り続けてきただけでも驚異という他はありません。
国家の存続と繁栄の基礎は何よりも住民の数よりも質である、ということの典例でしょう。


