マドリッド博物館 SL2 | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

テンダー式蒸気機関車


030-2107型 エル・アラゴン号
ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行

1863年 フランス製 オリジナル軸配列 1-2-0 その後改造

1875年 メディナ~サラマンカ鉄道に移籍

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側面 加熱管と呼ばれる大きな煙突が特徴
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運転スペース


00-2095型 エル・シンカ号

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1864年 フランス ル・クルソ製 スペイン北部鉄道が購入

スペイン初期の4軸動輪 蒸気ブレーキが応用された最初の機種
メカニズムを外部に配し、大きなドームが特徴、全38輌製造
中部およびカンタブリア地方で運用 特にマドリッド~イルンを頻繁に運行
牽引力に優れ、運転とメンテナンスが容易、1962年まで現役で走行

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パタンと閉まる煙突の蓋がユニーク
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百年走り続けた凄い機関車 長い間ご苦労さま


230-2059
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1907年 イギリス製 ポルトガルのベイラ・アルタ鉄道会社が購入

     スペインのメディナ・サモラ・オレンセ・ヴィーゴ会社(MZOV)に移籍 60-65号機

1928年 スペイン西部鉄道会社に統合 760-765号機に改変

1941年 スペイン国鉄に統合 230-2059/2064

1964年 廃機後、ブルゴスのサンタンデール地中海鉄道 サラ・デ・ロス・インファンテ駅に保存

1975年 鉄道博物館に保存
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質実剛健タイプの無骨なフォルム