19世紀のフランス機関車をギャラリー風にまとめてみました。
画像はアンチック絵葉書。
フランス蒸気は鉄道ファンの間でもマイナーな存在のように思われます。
Jouef など鉄模メーカーもあるのですが、大手に合併吸収されて影が薄く
オークションでもフランス製品を目にすることは少ないです。
機関車の製造においてはイギリスとアメリカに一歩出遅れたようですが
仏にとって英・独はライバル国。その後、自国生産で独自の路線を歩んでいきます。
1847~48年 No.619
1853~60年 030-211型 2シリンダー式
1867年 020-012型 タンク機関車が台頭した頃
1870~1883年 030T-374型 メドック社製造 南西部
1873年 30-011型 3軸 軽量編成・交換用
1874年 120-581型 2シリンダー式 バイエルンのトリスタン号に似ています
1893~1900年 220-909型 客車用 内部駆動装置
1896年 220-314型 動輪カバーのデザインがお洒落
1897年 220-715型 4シリンダー式
1895年10月22日
原因はブレーキの故障で減速できずに駅に進入
機関車は車止めを破壊して、駅舎を突き破り、約10m下のレンヌ広場に落下
新聞売りの女性が1人死亡、鉄道員と乗客計の計5名が重傷