ローラ・デル・リオ駅 | スペイン鉄道暮らし

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 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

アンダルシア地方の田舎駅の点景として、ローラ・デル・リオ駅のスナップも載せたいと思います。


ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
近郊路線の整備に伴ってモダンな駅舎に変わっています
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セビーリャを基軸駅として南のウトレーラまで往復している近郊電車
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ツインの給水タンクが残っています        貨物引込線の車止めも寂しげ

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車窓から見た途中駅の信号所跡


町のプロフィールを調べると、意外に古い歴史があります。こうした付帯知識も余禄のウチ。

 BC1700年頃の青銅器時代が起源

 紀元1世紀のウェスパシアヌス帝時代、ローマ法により Axati の名で市制施行、オリーブ栽培で繁栄

 イスラム時代の名は Lawra 月桂樹が豊富なことに由来

 1247年、フェルナンド3世王がレコンキスタで貢献したマルタ騎士団に寄進

 中世は砦が立っていた丘は 13世紀末にヨハネ騎士団の僧院となり

 18世紀に聖母セテフィージャの僧院が建立された


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駅前通りの古風な煉瓦造りのバルは、昔日の繁栄の名残り

こちらの建物の方が駅舎にふさわしい威厳と風格があります
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秋空を背景にした聖母アスンション教会の塔

イスラム時代の寺院跡に1516世紀に建立

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土曜の午後 閑散とした帰りの電車内