今朝は夢の中に鉄道の風景が出てきたので、書きとめておきました。時々印象的な夢を見た折はメモしています。しかしながら、他人の夢の話などは得てして退屈なものなので、スルーしていただいても結構です。
アイルランド
地元の市バスに乗って家に帰る途中、隣の席にカナダ人の若者がいました。「この市バス路線はスペインからアイルランドまで乗り入れしているから、一緒に行ってみないか?」という話。しかも運賃は格安、わずか4ユーロということなので、行ってみることにしました。
たしか、終点は、聖パトリック修道院だったはず。念のために運転手に尋ねると、「「聖堂内は工事中で入れないよ」という答え。それじゃ、行ってもしょうがないや。それにアイルランドは夏でも寒いので、半袖のポロシャツでは風邪を引いてしまいそう。行ったら他の土地も観光したくなるから、デジカメじゃなくて一眼レフが必要だろうな。準備が全くできていないから、やっぱり、一旦家に帰ってから考えよう。
ポルトガル
旅の途中、南部アレンテージョ地方の町で休憩。駅の傍の丘の斜面には、現実にはあり得ないような急勾配が続いています。下からディーゼル列車が登ってきました。バックの白壁の街並みが絵になるので、すぐにポケットからデジカメを出そうとしましたが、タイミングが間に合わず失敗。今度は上の方から電気機関車に牽かれた貨物列車が走ってきます。丘の麓の平原の景色も綺麗です。さて、撮れたかなと思って再生すると、一枚も写っていません。超がっかり・・
ホームの向こう側の待機線に無蓋貨車が2輌移動してきました。 屋根なしの貨車のむき出しの床には、地元の小学生たちが座っています。まだ貧しい地域なので、通学用に貨車を使っているようです。よく見ると、フロントはフォードの自動車で、前部に改造エンジンが取り付けられています。運転手はそのままハンドルを握って走れるわけで、これは便利。「セダンレール貨車」と名づけようた。これも写真モノ。
すると、日本人が珍しいのか、小学生たちも僕の姿を向こうから一斉に撮りはじめて、電信柱によじ登ってデジタル・ビデオカメラを構えている子もいます。モニターを再生すると、今度はちゃんと撮れていました。
しばらくホームで待っていると、通路に猫がいます。僕は猫好きなので、じゃれていると、犬が猛烈な勢いで走ってきました。すぐさま猫は逃げますが、犬は飛び掛かってジャンプ! その瞬間にシャッターを切ったので、犬のたてがみがシルクの扇子のように開いた、面白い効果の写真が撮れました。タイトルは「フライング・ドック」にしようかなと思いました。
以上、2本立の夢のシーンでした。 ~幕~