日本の歌謡曲から鉄道シーンを描いた曲ベスト4
私の独断&贔屓で選択、音楽の好みはバラード系。
★別れの朝 前野曜子 1972
http://www.youtube.com/watch?v=cCATp5bR3O8
原曲
Udo Jürgens Was Ich Dir Sagen Will 1967
http://www.youtube.com/watch?v=M5YR_npaxdY
José Carreras Gala 1997 ホセ・カレーラスとのデュオ
http://www.youtube.com/watch?v=Q4bNA5E11z4
ペドロ&カプリシャスの初代ボーカル
抜群の歌唱力でしたが夭折してしまったのが残念。
原曲はドイツの歌手ウド・ユルゲンスの「夕映えの二人」
作詞家なかにし礼氏は全く違ったイメージを創っています。
訳詞とは二次創作であってもよいという優れた典例。
★終着駅 奥村チヨ 1972
http://www.youtube.com/watch?v=l19PbH6yNoY
郷愁が漂う田舎の駅の情景が心に刻まれて、
どんな駅が似合うだろうかと想像していました。
色っぽい女性だな~と子供心に仄かに憧れました。
★情熱 斉藤由貴 1985
http://www.youtube.com/watch?v=5D65nfKXO7o
http://www.youtube.com/watch?v=xOIl6qUD1Qo TVスタジオ
ひたむきな少女の恋心が別れの列車の発車シーンに表現されています。
★青いスタスィオン 河合その子 1986
http://www.youtube.com/watch?v=0MNXHL1kdvE 海外ロケ版
http://www.youtube.com/watch?v=yg7-lXGGrGA
AKB48のルーツ、おニャン子メンバーの中で最も輝いていました。思春期の胸キュンの別れは進学や就職で地方からの上京者にはありがちな場面です。
思い出話ですが、この頃の僕は海外に出て、アルジェリアのサハラ砂漠の天然ガスプラント現場で働いていました。アドミ担当の時に朝礼前に週替わりでキャンプに流す歌の一つとして選曲、おじさんたちにも好評でした。その子ちゃんの透明で張りのある声がサハラ砂漠に響いていました。
こうしてみると、駅とは出会いの場であるよりも、傷心や別離の舞台になっているのですね。そんな点にも鉄道が持つ深い魅力があるのではないでしょうか。