国境通過の所要時間としては、これまで経験した中で最も長かったです。ボリビア側を含めて、なんと3時間以上もかかりました。両国の国境間の距離が長いのは、お互いに友好的関係にないことを示しています。
国境の集落 村にしては生活臭が感じられません。警備や輸送関連の業務に関わる人たちのための居住地のようです。
乗客は全員バスを降りて、入国審査
さらに荷物をすべて降ろして、個人ごとに中身の検査があります。国境越えバスの通過は同じ時間に集中するので、3台分。延々と待たされます。まるでボリビアへのあてつけのように、遅々として進まない非合理的な手続き。もちろん両替所などもありません。
鉄路上の国境
立て札に両国の名前 周囲は荒涼とした大地。
暇つぶしに駅構内を眺めていました。ウユニで見た保線車と似ています。
この区間は貨物専用路線で、大きなタンクを積んだ車輌が並んでいました。
三重連ディーゼル機関車が力強く牽引する貨物列車がやってきました。
先頭車の車輌 車体には「FCAB」のロゴ
ブルー、オレンジ、イエローのトリコロール
標高6000m級のアンデスの雪山をバックにして低速かつ重厚に走っていきます。

