鉄道模型店 Treyma | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

地元でもう一軒、鉄道模型専門店を見つけました。年末に訪れた駅のジオラマ会場で宣伝チラシをもらったのがきっかけ。蛇足ながら、その経緯です。

今日の午後、マラガ行きの列車の切符を買いに駅に寄った際に、またしても自転車泥棒に遭いました。昨年11月以来の僅かな期間に3度目という異常な頻度で、失業率20%という状態をも映しているのでしょうか。僅か10分程の間に鍵付きのワイヤーをニッパーで切られていました。偶然ではなく、近くで見張っている者がいて、道具で切断可能なものを狙った犯行と思われます。憤りと共に自分の不注意を責めつつも、日常生活や仕事に必要なので、自転車屋や中古販売店を回ってみました。前のモデルは気に入っていたので、替わる型はなかなか見つかりません。落ち込んだ気持ちを奮い立たせる気分転換として思い立ったのが、パンフの模型店を訪問することでした。



夕暮れ時のサン・テルモ橋を渡って、川向こうの地区へ。その店は狭い路地を入った目立たない場所にありました。顧客は鉄道模型マニアなので、賑やかな商店街にある必要はありません。
ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
店頭にいた店員らしき人に、メルクリンZ製品はあるかどうか尋ねると、残念ながらレールだけで車輌は扱っていないとの返事。でも、せっかく来たのだからと中に入ってみました。

狭いながらすっきりとした店内、陳列ケースの中には様々な機関車が飾られています。
ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
数ある販売品の中で目を惹いたのは日本の車輌。

ボディには南部縦貫鉄道という文字が入ったレールバスのN&HOバージョン、さらに箱根登山鉄道もありました。ドイツの元祖レールバスとの対照に興味を覚えると共に、はるばるスペインの地で飾られていることは不思議な感じがします。

HO製品も扱っていますが、主力商品はNゲージ。店主と色々話をしているうちに、国籍は違っても、お互いに愛好者としての気心が通じたのか、手招きをして奥へ通してくれました。

そこで見たものは・・(続く)