カプラーの違い | スペイン鉄道暮らし

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 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

同じZゲージのモデルなのに、カプラーの互換性の無さは困りもの・・。

例えば、テレビの映像システムにも、NTSC PAL SECAM があるように、

鉄道模型の世界にも、こうした形の国境が存在します。


ドイツ、日本、アメリカと、それぞれ独自の形の連結器をつけているので、

国籍を越えた列車の競演といったお遊びが、簡単には叶わないのです。


アメリカのマイクロ・トレイン社は交換カプラーを販売しているので対処できますが、

日本の天賞堂やマルイ、クラウンの車輌のものは海外仕様のものと交換できません。


欧米モデルの連結器を画像で比べてみましょう。


ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
メルクリン標準タイプ


ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
Railex&Marklin ルードウィヒ2世お召し列車

最も精巧な仕上がりで古風な雰囲気が出ています


ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
Railex サクソニア号

前の車輌後部のホールにL字型の棒を差し込むシンプルな方式


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Modelbau グラスカステン

針がようやく通るほどの小さな丸い穴のみ、この状態ではどの車輌と繋ぐこともムリ

高価な機関車なのに・・不可解ナリ

ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
Micro Trains アメリカ製

これは別売のカプラー部品と交換OK