家の押入れの箱の中に、1978年版カタログが眠っていました。
NゲージメーカーのKATOは、一般に関水金属と呼ばれていた頃です。
1970年代は、日本におけるNゲージの草創期でもあったのですね。
懐かしくて、何台かの車輌と共に日本からスペインに携えてきました。
主なカタログのページを3回に分けて載せてみましょう。
真っ先に製品化されたのは C11 C62 D51 の3種。
おこずかいを貯めて C11 と C62 を買いましたが、その後壊れたり、弟に譲ったりして残っていません。
人気の高い機関車から企画化されて製品となるのはゲージを問わず、昔も今も同じ。
Zゲージにおいても、最初に発売されたのはD51、次はC62が予定されています。
シロクニに関してはもちろん意義ナシですが、個人的な好みとしては
貴婦人C57 ポニーC56 老将9600などを期待したいところですが
それはいつのことになるやら・・ 日本にZファンが増えないことには、無理な話ですね。
DD13から製品化されました。
ディ-ゼル機関車には興味が湧かず、全く食指は伸びませんでした。
地方路線から蒸気機関車を駆逐していったという事情もあり、
無意識に敵意を覚えていたのかも(笑)
早い時期に模型化されたのは、根強い人気のEF65でした。
蝉顔のEF66、直流機関車のEF70。
古風なEF15もいい感じ。幼い頃に東北本線では黒磯まで走っていた記憶があります。
かつて東海道本線で活躍していたEF57 EF58も魅力的な電気機関車でした。