皇室御料車 | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

1014日は日本の鉄道記念日

鉄道博物館の開館3周年にあたる日ですので、優雅な画像を載せてみましょう。
ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
偶然にも訪れた日は、天皇陛下の専用列車であった「御料車」に関する特別展の初日に当たっていました。
素晴らしい展示内容でしたが、充分な時間が取れなかったのが惜しかったです。
このコーナーは撮影禁止なので、展示品や資料の画像はありません。


常設会場の一角には、明治、大正天皇の御世に使われていた6輌の客車がウィンドー内に展示されています。
ガイドの案内によってスペース内に入り、30分間のツアーに参加しました。
1回につき先着順20名限定なので、指定時刻の前から列に並ぶ必要があります。
どうしてもガラスに写り込んでしまうので、写真はあまり良く撮れませんでした。
案内嬢の説明は見事なもので、とても勉強になりました。
聞くと、特に鉄子さんというわけではなく、仕事なので説明を覚えたと仰っていました。

ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行

初代1号御料車 

1877年(明治10年)日本最古の客車
ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行

初代2号御料車
1891年(明治24年)ドイツより輸入 1902年(明治35年)初めて使用


見学できるのは次の4輌です

 7号御料車(客車)  1914年(大正3年)

 9号御料車(食堂車) 1914年(大正3年)

 10号御料車(展望車) 1922年(大正11年)

 12号御料車(客車)  1924年(大正13年)

ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
大正期のチーク材による木製車輌、一部は漆塗り 
陛下の御座所の外側には菊と鳳凰の模様が施されています

ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
シルクの刺繍、螺鈿や蒔絵、七宝をちりばめた内装
ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行
執務室のヨーロピアン調の家具調度
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展望車バルコニー 内部の肘掛け椅子が垣間見えます