8800の巻
メルクリンZのSLモデル中で最小のBR89。
ボディ無しでシャーシのみが eBayに出品されていたので、予備交換用にと思って落札しました。
売り手は、これまで何度かお世話になっているイギリスの業者。
到着した小さな包みを開くと、エアーマットにくるまれた動力部と併せて、ボディも出てきました。
少し高めの落札額となったので、気の毒に思ったのか、おまけで車体も添えてくれたものと思われます。
そうなると、通常の中古品の1台分よりもずっと安いので、得した気分♪
だいぶ使い込んで年季が入っていますが、黒のつや消しなので機関車としての味わいが出ています。
新品のものより本物っぽい雰囲気。
さて、試運転をすると、ありり・・?
普通の機関車とは逆の方向に走るのです。
コントローラーのつまみを前進方向にひねるとバック、後退方向にひねると前進というように
ひねくれた性格の機関車です。ロコも飼い主に似るのでしょうか・・
先の日記に書いた不具合アイテムと一緒に模型屋に持って行って、何が原因なのか尋ねると、
「そんな筈はないが、これは珍しいケースだね」と頭をひねるばかり。
モーターの極性の問題か、内部の接続が逆になっているのか・・
しかし、単独で走らせる分には全く問題はないので、そのままにしておくことに。
発想をポジティブに変えれば、同じコントローラーの操作で、2編成の対面運転ができるわけで、
それもアリで面白いかなと思いました。
前に買った同型で色違いのBR89は、少し走行がギクシャク気味。
中身をチェックすると、円盤状の部品と金具がついていませんでした。
そのせいかなと思って、このシャーシ機関車のディスクを取り出して移設すると、心持ちスムーズに。
一方、コチラの方はディスク無しの状態になっても円滑に走ります。どうやら重要部品ではなさそう。
模型屋の兄さんも、これは単に重さを加えるためのウエイトだろう、と言ってました。
このタンク機関車はお気に入り。数を増して、すでに6台目となっています。
