メンテナンス4 | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
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8800の巻


メルクリンZのSLモデル中で最小のBR89。

ボディ無しでシャーシのみが eBayに出品されていたので、予備交換用にと思って落札しました。

売り手は、これまで何度かお世話になっているイギリスの業者。


到着した小さな包みを開くと、エアーマットにくるまれた動力部と併せて、ボディも出てきました。

少し高めの落札額となったので、気の毒に思ったのか、おまけで車体も添えてくれたものと思われます。

そうなると、通常の中古品の1台分よりもずっと安いので、得した気分♪

だいぶ使い込んで年季が入っていますが、黒のつや消しなので機関車としての味わいが出ています。

新品のものより本物っぽい雰囲気。


さて、試運転をすると、ありり・・?

普通の機関車とは逆の方向に走るのです。

コントローラーのつまみを前進方向にひねるとバック、後退方向にひねると前進というように

ひねくれた性格の機関車です。ロコも飼い主に似るのでしょうか・・


先の日記に書いた不具合アイテムと一緒に模型屋に持って行って、何が原因なのか尋ねると、

「そんな筈はないが、これは珍しいケースだね」と頭をひねるばかり。

モーターの極性の問題か、内部の接続が逆になっているのか・・

しかし、単独で走らせる分には全く問題はないので、そのままにしておくことに。

発想をポジティブに変えれば、同じコントローラーの操作で、2編成の対面運転ができるわけで、

それもアリで面白いかなと思いました。


ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行


前に買った同型で色違いのBR89は、少し走行がギクシャク気味。

中身をチェックすると、円盤状の部品と金具がついていませんでした。

そのせいかなと思って、このシャーシ機関車のディスクを取り出して移設すると、心持ちスムーズに。

一方、コチラの方はディスク無しの状態になっても円滑に走ります。どうやら重要部品ではなさそう。

模型屋の兄さんも、これは単に重さを加えるためのウエイトだろう、と言ってました。


このタンク機関車はお気に入り。数を増して、すでに6台目となっています。