メルクリンZに関心を寄せる契機となったのは、バイエルン王ルートヴィヒ2世に関連する車輌があることを知ったことである。しかしながら、それらの製品はすべて絶版となっているので、マニアの間でプレミアム価格で取引されており、揃えるには若干の困難が伴う。それでも、この3か月間に少しづつネットオークションを通じて入手してきた。
ノイシュバンシュタイン城のZゲージ用組み立てキットも購入。いずれはルイス版ルートヴィヒ・レイアウトを作ることも目標となっている。実際の製作は仕事がオフになる冬場に持ち越しそうだ。
その後も我が家にはメルクリンZのアイテムが続々と届いている。
今日、フランスの模型業者から届いたのは、ルートヴィヒ・シリーズの一点、ベージュ色のボディに金線が入った、S3/6バイエルン蒸気機関車。先に入手した金模様の小型客車を連結して試運転。模型ながら優雅な雰囲気。こうした車体カラーにおける遊びの要素は、日本製SLモデルにはない面白さである。
一番欲しいのは、同型のロイヤルブルーに彩られた蒸気機関車である。数あるメルクリン機の中でも群を抜いて美しい車輌だが、20年前に1年間だけ限定販売されたビンテージ物。eBayに出品されることもあるが、高値で競われて、なかなか手が届かない。多少時間がかかるかもしれないが、懇意になったフランスの業者を通じてリーズナブルな値段で探してもらっている。