アイシングクッキーのコツについてご紹介しています。
一応シリーズになっているので、順番にお読みになりたい方は、是非 【アイシングクッキーのコツ】はじめに からお読みください。
「シンプルな曲ほど、難しい」
息子は幼稚園の時に、ピアノコンクールに出場した事があるのですが、ご指導いただいている先生に、言われた言葉です。
アイシングクッキーも、シンプルなもの程、誤魔化しがきかず、難しいと思っています。
作る事に少し慣れてきた頃、私が最初にぶち当たったのが、「丸が描けない」という事でした。
丸いクッキーって、すごく「普通」だし「簡単そう」ですよね?
パイピングもまぁまぁ綺麗に引けるようになってきたぞと、自分では思っていたのですが、これがまぁ、描けない描けない!
クッキーの丸に対して、縁取りラインの丸が、左にブレるんです。
しかも楕円形だったり。(ー ー;)
何でだろう…と原因を考えて、気づいたのが 「視点のブレ」 です。
アイシングクッキーにラインを描いている時、皆さん手元は当然、動かしていると思います。
目線はどうですか?
視線も、ラインを追って動いていますよね?
でも、顔までは一緒に動かしてはいないと思います。
同じ「一点」を眺めるにしても、真上から眺めるのと、左から眺めるのとでは、見え方が違います。
もうひとつの原因は、 「手首の動作」 。
私は、円の左横からスタートし、時計回りに丸を描きます。
動作範囲を考えた時に、肩を始点として動かしていますよね?
無意識の内に、一番遠い右上の辺りのラインを内側に寄せたり、手首を返してしまっていたのだと思います。
本当に本当に微妙な、自分では気づかない「近道」の結果、右上のカーブが削れるという訳です。
この理論は、大きめのストロークのドイリーやフィグリー模様にも応用が利くと思います。
私はクッキーの縁ギリギリにラインを描く派ですが、その事を意識出来るようになってから、クッキーの縁からラインが落ちてしまう、内側に入り過ぎるという事もなくなりました。
皆さんも是非一度、意識してみてください!



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