日本のSF作家の草分けといってもいい存在だった
小松左京さんが亡くなられました。
享年80歳。
私がSF好きになった原点ともいうべき作家さんでした。
小学生の時、図書室の本を片っ端から借りまくっていた時に、
小松先生のある作品と出会ったのです。
「青い宇宙の冒険」というSF小説です。
小松先生が、おそらく若い人向けに書いたと思われる、
ジュブナイル小説のSFです。
この作品は今では滅多に本屋で見かけません。
というより、最近の本屋には小松先生の作品が
あまり棚に並んでいない様に思えるのですが…
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でも今買うことが出来ない様です。上の写真は私が読んだ本の表紙画像で、角川書店出版のもの。
残念ながら、だいぶ昔に処分してしまったので、
詳細をご紹介することは出来ないのが残念です。
でもうる覚えのストーリーはこんな感じです。
主人公の少年が60年おきに起きる不思議な現象の事を知ります。
その現象追って丘に行くと、別世界に引き込まれてしまうのです。
でもそこで同じ様に引きずりこまれたいろんな国の人と出会い、
皆で力をあわせて地球を救う、といった内容だったと思います。
どうしてそんな現象が起きるのかを古文書で調べたり、
別世界に行ったり、世界の人と通訳なしで話しをしたり…と、
まさに私の現在の性格や嗜好を決めたと言っても過言でないほど
私にとって原点となる作品だったなぁと、こうして書いていても
改めて思い知らされました。
なんで処分しちゃったんだろう???
これは、ぜひとも古本屋巡りでもして探さなければ。
そしてもう1作品、忘れられない小松作品があります。
「復活の日」です。
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思い入れがあります。
当時は角川映画全盛期の頃。
他にも「戦国自衛隊」とか、制作費を存分にかけた
大作が多かったですよね。
この作品は主演は草刈正雄ですけれど、ハリウッドスターが
沢山出演していて、とても贅沢な作品になっています。
- 復活の日 デジタル・リマスター版 [DVD]/草刈正雄,オリビア・ハッセー,ジョージ・ケネディ
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この作品の英語の題名は「Virus-ウィルス-」といいます。
ある研究所から盗まれたウィルスによって人類はほぼ絶滅。
生き残ったのは、そのウィルスが活性化しないマイナス温度の地、
南極大陸にいた人々だった…という内容ですが、
小松先生には未来が見えたような作品が多いですね。
当時中学生くらいだった私はそのスケール感に圧倒されてしまいました。
ジャニス・イアンが歌った主題歌も、何度も聞いて覚えたりしました。
実は、今でも強烈に印象に残っているシーンがあります。
主人公の草刈正雄が(役名忘れました!)、効くかどうかわからない
ワクチンを接種してから南極大陸を出て、核爆弾のスイッチを押すのを
やめさせるため(だったと思うのですが)にアメリカに渡り、その後に
また再び仲間の元へ帰るために世界をたった一人で放浪するのですが、
その帰り道、ある教会で床に落ちたキリスト像の前で語りかけます。
「あなたはなぜそこに居るのですか」と。
台詞は声に出さず、バックも無音で、画面に字幕が出るだけのシーン。
なんだかとても孤独を感じて、胸にズンと来たシーンで
今でも忘れられませんね…なぜなのかはわかりませんが。
まだご覧になった事がない方は、是非一度鑑賞してみてくださいね。
他にも、「さよならジュピター」とか有名な「日本沈没」もありますが、
タイムトラベル物の好きな私にとっては、この作品!
「果てしなき流れの果てに」
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かなりハードなSF作品で、壮大すぎて、
実は私は全部理解しては読めなかったんです…
永遠に砂が落ち続ける砂時計なるものが登場するのですが、
理解していなかったせいか、ほとんど内容を覚えてない!!
ということで、またいつか再読してみたいと思っています。
小松先生、ありがとうございました。合掌

が、私には少なくとも3作品あります。



だしまして、















