最近みた記事、「日本人はなぜ席を譲らない?」を読んで悲しくなった。欧米では日本人は親切で優しいと思われているのに、首都圏では同じ日本人には優しくないらしい。
 
 
この記事の概要は、筆者(確かニューヨーク在住の日本人女性)が東京で体験した周りの人の不親切さ。「レディーファースト」と「弱者への配慮」を混同して書いたため若干炎上気味となってしまったが、大筋ではこの筆者に同意したいと思う。


要は、「日本人は(欧米の人と比べて)周りの人を助けようしない」というもの。

 
確かに仕事で東京などの大都市に行くと、周りの人の無関心さにはびっくりすることもある。困っている人を積極的に手伝う場面が、とても少ないように感じる。


この傾向の背景を自分なりに考えてみたのだが、
・日本人がシャイだから(助ける側も受ける側も)。
・生活環境が整いすぎていて、予期せぬ事態に柔軟に対応できない。
・人口密度が高いため、周りの人間をシャットアウトしている。
・ストレス社会に疲れはて、優しさが無くなっている。

くらいが原因なのかなと思う。記事の著者とは違い、私は席を譲る人を見掛けることもあるが、確かにヨーロッパ・アメリカの都市部と比べると少ないかと思う。


記事にあった、「階段で文句を言われた」や、「人が倒れても見向きもしない」人もいるかも知れないが、大半の人はハラハラしながら助けたいと思いつつ、行動に出せないだけじゃないかと思ったりしている。自分もそういう経験が何度もあったので。
 


いま私が住むGENOVAでは、
・毎日色んな問題が起こるので、皆が臨機応変に対応可能。(対応しない場合もたまに。。)
・通勤電車で友達ができるくらい、周りの人との交流はハードルが低い。
・やたらとボディタッチもするので、人のスーツケースを触るにも抵抗は皆無。

といった感じ・笑。それが原因かどうかは不明だが、中年男の私にも助けの手を伸ばしてくれる。やっぱりイタリア人は改めて情があるなと思う。


自分も首都圏で生活していた頃に比べて、スーツケースの女性やベビーカーの母ちゃん、お年寄りなどを、ずいぶん積極的に手伝えるようになった。この変化は、

・自分のこころに余裕ができたこと、
・自分に子供ができ周りの手伝いが非常に助かると実感したこと、
・手伝う人を身近に見掛けること、

が大きいと思う。


いつかは日本に帰るので、子供を複数持つ親としては弱者や子連れに優しい社会になってほしいし、そうしていきたいと思った。
 


最近読んだ記事が将来体の不自由な人に、大きな影響を与えると思ったのでブログに書くことにした。

この研究は、事故で脊髄を損傷した人などの、ダメージを受けた神経を再生する研究で、「神経は再生しない」との常識を覆した研究結果だ。

患者の細胞を使うため、拒絶反応のリスクがとても低いのが特徴。

臨床試験をすでに始めており、結果はかなり良いみたいで、全身麻痺だった患者がピアノを弾けるまでに回復するという結果が出ている。


取材を受けた第三者の研究者は、この治療が脳梗塞やアルツハイマー病へも適用できる可能性を指摘していて、効果が出ればノーベル賞の受賞も有力じゃないかと思うほど、インパクトの大きな成果だ。


自分の友人が二十歳過ぎの時、事故で脊髄を損傷しほぼ全身不随となった。その友人はいまでも足は全く動かず、肩や肘は少し動くが指もほとんど動かせない状態で暮らしている。事故から時間が経った患者にも将来適応されるといいなと思う。



ガンや神経系の病気など、医療の発達で色んな人が恩恵を受けれるようになっていて、貢献した先輩研究者の方々は本当にすごいと思う。

自分もどんどん力をつけて、諸先輩方に続ければと思う。

先日の日本での一時帰国の際、上の娘が機内で頂いたおもちゃで遊んでいた。
 
そのおもちゃというのがいわゆる「神経衰弱」で、下の写真のようにパネルをめくって動物の絵を2枚揃えて遊ぶ仕組み。
 
 
 
 
 
もうすぐ4歳の娘、イタリア語を少し話すのだが、遊び方を教えるとしばらく一人で遊んでいた。
 
そして2枚揃った「しまうま」を見て言った言葉が、
 
 
「ドゥエ しまう」!!
(ドゥエ = Due = 2つ、しまうめ=しまうまの複数形)
 
 
イタリア語と日本語が混ざってる〜〜‼ 
それも日本語でイタリア語の活用法!!
 
 
帰国子女の人が言葉で苦労すると聞くが、なかなかに面白い体験で、ほのぼのと笑わせて頂きました。
 
 
 

 

「健康に良い食品」というほど疑わしいものは無いと思っているわたし。部分的には健康食フリークの母親のお影。

 

でも毛嫌いする一番の原因は、調査の過程がよくわからず(自分で詳細を読めば良いのだが・・・)、更に他の要因を完全に排除できない研究手法のせいでもある。

 

 

今回みつけたのは、「卵を週に三つ以上食べると心臓病のリスクが上がる」というCNNが書いた記事。アメリカの大学での最新の研究をもとにしている。

 

タイトル通り、卵を多く食べると心臓病のリスクが上がるというもの。コレステロールの摂りすぎが良くないと示唆されている。


 こういった人の健康と食事の関係を調査する場合、どうしても対象以外の要因(この場合は卵と違う要因)の影響が気になってしまうのである。



細胞レベルでの生物学の研究の場合、同じ細胞を使ってコンディション(培養液、日数、温度などの環境)を統一して、与える化学物質(薬の候補だったりする)を変えて何度も実験ができる。

 

人間の場合は、「遺伝子が同じのクローン人間をたくさん造り、同じ環境で過ごさせ、食事も全て同じものを与え、食べる卵の個数だけを変えて何年も過ごした結果、何人が心臓病で亡くなりました」ということが出来る訳もなく。。。

 

 

なのでこういった調査研究は、色んな要因を予め被験者に答えてもらい、どの要因が一番心臓病リスクと関係があるのかを、統計的に解析する。だけど全ての要素を入れることは不可能なので、「これは関係がありそうだ」と研究者が考える項目が、主に調査結果に影響を与えます。

 

例えば少し前に「加工肉をよく食べる人はガンのリスクが高い」とWHOが発表しましたが、こういう発表では「加工肉を食べるとガンになりますよ」とか「加工肉を減らせばガンにかかりにくくなりますよ」とは決して言わない。

これは例えば、「加工肉をよく食べる人は、ポテチやアイスクリームもよく食べる」からガンの可能性が高いかも知れないからです。物理の実験のようには明確な回答が出ないのが、統計的手法・社会学的手法の特徴でもあります。




もちろん、何かを食べ過ぎたり偏食をしたりは体に悪いが、ひとつの食品のみが健康に与える影響は、個人的には小さいと考えている。

 

なので今回のニュースを読んで、「卵は危険な食品だ」と思って卵を避ける方が多く出ないように願っています。まずはうちの母親にこのことを理解してもらわないと・苦笑

 

 

話は少し変わりますが、フィンランドでは「冬に ”サウナ+寒中水泳” を続ける人は長生きする」と聞きましたが、これは「サウナ+寒中水泳が体の血行を良くして長生きにつながる」のか、はたまた「もともと長生きできる体の強い人だからこそ歳を取っても寒中水泳ができる」のかわかりませんね・笑

 

フィンランドでは冬にサウナに行くと、確かに高齢の元気そうな方ばかりが、サウナから凍った水に入って泳いでおられました。あれぐらい歳を取っても元気でいたいものです。

 

 

 

 

 


日本では「研究者」という職業に対して、ポスドク問題などであまり良いイメージがないと思う。
企業に所属する研究者ならともかく、大学等の事情を知る人なら更に、3Kやブラックという印象が強いのじゃないかと思う。

ヨーロッパの研究者は日本とは比較にならないほどゆったりしていて、楽しそうに仕事をする研究者が多いように思う。
これはもちろん国にもよるし、何と言っても研究室のボスにもよるが。

それでも、企業で働いている人と比べたら、やっぱりストレスが多い職なのは否めない。



そんな研究者ですが、もちろん職としてのメリットもいくつかある。
その一つが役得とも言うべき、「世界の色んなところに行ける」ということ。

研究者として他の都市に行く機会は大きく分けて、
・学会に参加
・共同研究での他大学訪問
・招待講演での他大学訪問
・セミナーやワークショップへの参加

といった機会になる。私は今年2月にサンフランシスコで学会発表、その後すぐに日本で企業訪問と2つの国立大学での研究室交流、そして4月にはロンドンで学会発表と、海外に出る機会が多い。更に6月にはベネチアでの講習会で講演をさせてもらう予定。

私が研究の世界に入って8年ほど、仕事で行った場所は下記のようにとても多い。
アメリカでは、コネチカット州、ワシントンDC、セントルイス、シカゴ、ヨーロッパではストックホルム、ベルリン、ミュンヘン、ジェノバ、ボルドー、サンフランシスコ、ロンドン、フィンランド、そして日本国内でも札幌、大阪、横浜、東京と多くの場所に行かせてもらった。

それぞれの滞在では自由時間はあまり無いけど、それでも色んな顔の都市を自分の目で見れるのは、大きなメリットだと思う。
また人と会うのが好きな人には、これだけ多くの場所で文化的に違う人と会えるのは、とても楽しいことだと思う。

特筆すべきは、こういった訪問はかなりの部分が自分の裁量で決められること。


このようにデメリットも多い研究職だけど、メリットもあることで楽しんで仕事をできるんじゃないかと改めて思ったのでした。




 
今回の一時帰国の便はANAのミュンヘン発、羽田経由の伊丹行きだった。羽田空港で入国審査を済ませて預け入れ荷物を受け取り、国内線乗り継ぎカウンターへ行ったときのこと。
 
 
受け取ったばかりのベビーカーを、乗り継ぎカウンターで預ける必要があるとわかり、1才半の娘とオムツやおもちゃの詰まった荷物を下ろし、ベビーカーを預け入れた。
 
 
預け入れの際に代わりにANA専用のベビーカーを貸してくれ、神対応だと気分が上向いたのも束の間、国内線ターミナルへ移動しようと、50m先のシャトルバス乗り場でシャトルに乗ると、運転手さんがわざわざ後方まで確認に来てから私達に一言、
 
「ブレーキの付いてないベビーカーは乗れません」
 
 
「な・・、なんだって〜!!!!」
    (MMR調に)
 
 
なんでやねん、さっきの神対応は?
この50mのためかい?!!!!
 
 
 
こんなハズはないと国内線乗り継ぎカウンターに戻り、事情を説明すると、
 
「すぐ前の手荷物検査場から出て、ターミナル内で国内線ターミナルに移動できます」
 
と言われ安心した。だがここでも、
「ただしバスにはベビーカーで乗れません、」
とのこと。どんだけここのベビーカー役立たずやねん。。。
 
 
「バスでの移動先にはベビーカーがあるので、乗車中は申し訳ありませんが、乗車後はすぐにお使い頂けます」、と言われ諦めてベビーカーを手放すことに。
 
 
諦めてバスに乗るも、そのバスが何とも長い15分。長距離フライトで疲れた中、混雑していて座る席も無く。歩きたい盛りの二女を立ったまま、更に泣かせないように抱っこするのは至難の技で汗かきまくりストレス溜まりまくりだった。
 
 
そして国内線ターミナルに到着してから、ベビーカーがほんとに無い無い。到着したバス停にあるかと思いきや、ベビーカー置き場すら無く、ゲートのある階に行っても全然無い。
 
スタッフの人に聞くも、近くには無く、先に走って探してくれるが、無い無い無い
結局見つかったのは、自分達のゲートの20m手前と言う始末。。。
 
スタッフさんはとても親切だったんですが。。。
 
 
今回の件は、貸し出しベビーカーにブレーキを付けると解決する単純な問題なので、どうしてそれが実施されてないのか不思議で仕方ありませんでした。その由を航空会社にメールをすると、
「すぐに羽田空港や関連部署に伝えて、改善策を検討します」とのとても迅速で丁寧な回答を頂きました。今後は海外からも子連れの旅行が増えると思うので、ぜひ改善して頂きたいと思った体験でした。
 
 
 
因みにミュンヘンー羽田の機内では、セクションの最前列への座席変更(3席同時)に加えて、予約無しで赤ちゃん用のベッド(バシネット)を貸してくれるなど、とても親切な対応をしてもらい、ANAの対応にはとても感謝していることを付け加えます。
 
 
先日久しぶりにGENOVAからミュンヘン行きの飛行機に乗った。
 
これに初めて乗ったのは、イタリアに来てすぐのこと。その時のゲートでのびっくりを、ようやく写真に納めることができた。
 
その写真がコレ↓
 
飛行機の行き先を写したゲートのディスプレイ。
まずは英語表示。行先は普通にMunich(ミュンヘン)となっている。
 
 
 
そしてこちらが(問題の)イタリア語表示。行先はMONACO(モナコ)。。。
 
???何でやねん???
 
 
そう、イタリア語では、ミュンヘンのことをMONACO(モナコ)と呼ぶのである。因みに「本物のモナコ」もモナコ。
 
同僚に、気分を害しないように恐る恐る確認すると、モナコはMONACO、ミュンヘンはバーバリア州のモナコ(MONACO di Baviera)と言うらしい。
 
でも「バーバリア州の」という部分は普通省かれるようで、無知な私は
 
モナコ経由のミュンヘン行きか?
 
と自分を納得させようとする始末。でも多分モナコには空港有りませんね?
 
そんな記念的な写真を撮りながら、家族での日本一時帰国の旅は始まりました。
 
 
GENOVAはヨーロッパ近郊都市を結ぶ飛行機が飛び交う、「空の交差点」の位置にあるようだ。
晴れた土曜日に空を見上げると、無数の飛行機雲がこんな風に見える。
 
これらの飛行機は主に、イタリア南部と中央ヨーロッパ方面、そして東ヨーロッパとスペインを結ぶ航路だと思われる。
中には欧州とアフリカやアジアを結ぶ飛行機もあるのかなー、と想像したりして。
 
 
少し調べると、スマホ用のアプリで飛行機の行き先が簡単にわかるみたい。
代表的なアプリがこの「Flight radar 24」。下の写真はパソコン版で、スマホ版も無料で使える。
上はカタール航空の羽田からドーハ行き。
 
うちの長女はなぜか飛行機好き。ただいま滞在中の奥さんの実家は、飛行機が少ない地域。
Genovaに帰ってきたら、これを見せて喜ばせようと思いつつ、一人暮らしはまだまだ続く。
 
 
海外在住の方は、一時帰国中に必ず食べるというものが、絶対にひとつやふたつはあると思います。それが知人と会う貴重な時間を削ってだとしても。
 
 
今回の帰国中、あとから来る同僚と落ち合うホテル周辺で、またまた行ってしまいました。
 
 
「餃子の王将」へ!
 
 
何故か帰国すると一度は食べたくなる、ちょっとジャンクな日本風の中華料理。
注文したのはもちろん、
 
「餃子」。と何故か小ライス
 
 
 
丁度昼過ぎで、同僚と合流したらランチはどこにしよかと、てくてく歩いてたら見つけてしまい、そのままINしてしまった。。。後から来る同僚のことは後回しにして。
 
因みに餃子は一人前が6個。3個追加で9個頼んだら店員さんに2度見されたがへっちゃらでした。
 
 
同僚は食事のあとに無事に到着。開口一番でランチはまだかと聞かれたので、「すごい軽く済ませたよ」と返しましたが、ニンニクの臭いを撒き散らして「軽いランチ」もないなと後から苦笑。
 
何にしても、またしばらく食べられない餃子の王将を、手短ながら楽しんで参りました。。。
 
 

前から気になっていた、睡眠時間の話。

 

個人的には8時間ほど毎日寝たいけど、子供が二人いる環境では、まあそんなことは不可能。

 

だけど昔聞いた話で、アルバート・アインシュタインが10時間寝ていたらしく、「考える」ためには長い睡眠が必要なのだろうと、何となくは思っていた。

 

 

 

先日みつけたニュース記事「10年後「死亡率」が最も低い睡眠時間は何時間」では、睡眠時間と死亡率の関連性を書いており、7時間前後の睡眠時間の人は一番長生きするとのこと。この結果は有名みたいで私も以前に聞いてたけど、今回の記事では他にも面白かった点があったので、纏めてみた。

 

1.睡眠時間を削ると、「睡眠負債(Sleep debt)」といって睡眠の「借金」が体に蓄積される。

→毎日好きなだけ寝たとしても、返済にはなんと3週間もかかる。

 

2.生理的には8.2時間程度の睡眠が必要。

→毎日好きなだけ寝てもらうと、睡眠時間は大体8.2時間に落ち着き、これ以上は寝れなくなるらしい。

 

3.睡眠不足は様々な病気のもとになり得る。

→この記事では、「がん、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、うつ病などの精神疾患、認知症など、さまざまな発症リスクを高める」と言っていて、本当ならかなり怖い。。。

 

4.「6時間睡眠を2週間続けると、集中力や注意力は2日徹夜した状態とほぼ同じレベルまで衰える」

→これが本当なら、日本企業で働いている多くの方はかなりの潜在能力がありながら、それを発揮できていないことになる。

 

 

個人的には4番が特に印象に残った。6時間睡眠の方は周りには沢山いるので、この人たちのパフォーマンスがそれだけ落ちているなら、実は彼らはめちゃくちゃデキる人たちな訳で。

 


「寝る子は育つ」という言葉があるけど、大人にも無関係じゃなさそうな今回の記事でした。


子供の睡眠時間をしっかり取るとともに、うちの奥さんと自分の睡眠時間もしっかり確保した生活をしたいなあ。。。