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日本サービスマナー協会ブログ

日本サービスマナー協会は接客サービス研修や一般企業の社員研修、
ビジネスマナー教育やマナー講師養成講座などの認定講座を開催しています。

今日1月2日は新年一般参賀の日でした。


【覚えておきたいご祝儀の贈り方】

親戚や知人・友人などの結婚や出産など、人生のいろいろな節目においてご祝儀を贈る機会は多いことでしょう。



こういった時に皆さんは祝儀袋の表書きや水引などを間違いなく贈ることができているでしょうか。

ここに今後の参考のために正しいご祝儀の贈り方について一部を紹介しておきましょう。

まず祝儀袋の表書きについてですが、何の目的で贈るのかを具体的に書くようします。

・結婚…「寿」「御結婚御祝」「祝御結婚」
・出産…「御出産御祝」「御初着」
・賀寿…「寿」「還暦御祝」「祝米寿」
・受章…「菊花章受章御祝」「祝旭日章」

ご祝儀を贈る側の名前は中央下にフルネームで書きます。
毛筆で書くのが望ましいのですが、筆ペンや黒のサインペンで書くのも許されるでしょう。

連名の場合は右側から年齢や地位の高い順に書きます。
連名は三名ぐらいまでとするのが通常で、それ以上の人数になるグループで贈る際には「○○一同」などと書くか、中央に代表者名を書きその左に外○名として半紙などに全員の名前を書いて中包みに入れるのが良いとされています。

外包みの折り方については、慶事の場合では幸せを受け止められるように裏の重なりを上向きにします。

水引には「蝶結び」と「結びきり(あわび結び)」があります。

蝶結びは水引の端を引っ張ると「ほどける」ため何度あっても良いお祝いの場合に使います。
出産・入学・昇進・新築・長寿・受賞などがこれに当てはまります。

また輪が二つあるので「重なる」と言う意味合いがあり弔事、病気見舞いには使用しません。
結婚の場合でも「ほどける」「重なる」ことは縁起が悪いためにやはり使用しません。

結びきりはあわび結びとも言い、水引の端を引っ張ると「強く結ばれる」と言われることから結婚の場合などに使われます。

水引の色については、慶事では紅白・金銀が使用され、弔事では黒白・黄白・銀が使用されます。

慶事・弔事共に濃い色が右、薄い色が左になるように結ばれます。

祝儀袋は中身の金額に見合ったものを選び、袋だけ豪華にしないように気をつけましょう。
また、持参する場合はぜひ袱紗に包んで行くようにしたいものですね。

このような作法を覚えておき、正しい形でご祝儀を贈ることができるようになればいいですね。

日本サービスマナー協会
理事長 沢野 弘

おはようございます。今朝の奈良は晴れています。



初夢について

初夢はその年の運勢を占うものです。
良い夢を見るために宝船や獏の絵を枕の下に敷いたり、回文を唱えたりします。

初夢は「二日の夜に見る夢」が一般的ですが、これは二日が物事を始める日だという考えからであり「その年に最初に見た夢」と考える事もあります。

「一富士・二鷹・三茄子」(いちふじ・にたか・さんなすび)はめでたい事を表します。
「富士」は日本一の山、「鷹」は威厳のある百鳥の王、「茄子」は“生す”“成す”に当てて物事の生成発展する事から来ていると言われますが、徳川家にゆかりのある駿府の国から見た名物という説もあったり、様々です。

今日も素敵な日になればいいですね。どうぞよろしくお願いします。


【おせち料理について】

お正月を迎えて、元日の今日におせち料理を食べた人も多いと思います。



日本には、季節の変わり目に5つの節句があり、「五節供」と呼ばれています。
  1月7日  人日の節供
  3月3日  上巳の節供
  5月5日  端午の節供
  7月7日  七夕の節供
  9月9日  重陽の節供

この季節の変わり目の日が「節日(せちにち)」であり、この日に行う儀式を節会(せちえ)と言います。

この時に神に捧げる食べ物のことを「節供(せちく)」と言いました。
今では「節句」の字が一般的ですが、節供の時に出す料理が「節供料理」となりました。

正月のおせち料理はこの節供料理を丁寧に言って「御節料理」となり、今は年神様に備えるための正月の供物料理をおせち料理と呼ぶようになっています。

数の子、田作り、伊達巻、鯛の焼き物、紅白なます、昆布巻きなどの縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めます。

また鏡餅は年神様の居所であるとされ、丸い鏡の形をして大小二段で太陽と月、陽と陰を表します。

これは魂の象徴でもあり、この魂を分け与えるという意味でお年玉という言葉ができました。お雑煮はこの魂を取り込むために食べる料理とされているのです。

日本サービスマナー協会
理事長 沢野 弘


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今年もあと数時間となりましたね。



年越しそば

みなさんはもう年越しそばを食べましたか。

年越しそばは年をまたいで食べるのではなく、年内に食べ終わってしまうもののようです。

そばは他の麺類と比べて切れやすい事から「今年一年の厄を断ち切る」という意味で、江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。

また、大晦日に食べる年越しそばは細く長く長寿であるような願いを込めています。

一連の正月行事というのは新しい年に「年神様」を家に迎えてもてなすための行事の意味があります。

本来、大晦日は年神様を寝ずに待つとされていて、お祓いをするためにお寺では深夜0時をまたいで108回の鐘を鳴らして人間の持つ108の煩悩をお祓いするのです。

今年もお世話になりました。まもなくやって来る2025年も素敵な年になってほしいですね。
来年もどうぞよろしくお願いします。

日本サービスマナー協会
理事長 沢野 弘


おはようございます。今朝の奈良は曇っています。




いよいよ大晦日になりましたね。2024年も本当に皆さんにお世話になりました。


今日は鏡開きについてです。

鏡開きは111日に行うのが一般的ですが、昨日も書いたような松の内に合わせ地域によって異なります。昔は120日だったのが徳川家光の月命日と重なるために11日に変更されたとの事です。


素敵な大晦日と新しい年をお迎えください。

今年一年どうもありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。


日本サービスマナー協会


マナー講師


【日本料理の美味しい いただき方】

年末年始は日本料理を食べる機会が多くなると思いますので、以前にも書きましたがもう一度日本料理のいただき方について紹介しましょう。



・前菜…懐紙で受け取るか、器が小さければ器を手に持っていただく。

・吸い物…左手で椀を押さえて、右手で蓋をとる。蓋についたしずくは椀の中に落としてから上向きにして左手で受け、右手に持ち替えて右側に置く。吸い物以外でも蓋物は同様にする。蓋は受け皿代わりにもできる。一口汁を吸ってから椀種に移る。いただき終わったら蓋を元通り椀に戻す。

・生物…味がついていることもあるが、通常は醤油を入れた小皿(猪口)が添えられている。わさびなどは醤油に溶かず、刺身につけてから、醤油を少しつけて、猪口を持って口に運ぶ。

・焼き物…魚が一般的で、切り身と尾頭付きの場合がある。切り身は端から一口大にとりわけながらいただく。尾頭つきの場合は、ヒレをはずし、頭のほうから取り分ける。肩身をいただいたら、裏に返すことなく、骨を浮かしてはずし、下の身をいただく。いただきにくい魚には、おしぼりが添えられているので、指を使っても良い。骨など残った物は中央に集めて、懐紙をかぶせる。

・煮物…蓋があれば吸い物の要領で取り、箸で一口大に切り分けていただく。汁があれば、器を持って合間に味わう。

この後、揚げ物、酢の物、茶碗蒸しといった強肴が出される場合があるが、それで料理が終わるので、お酒はここまでとする。

・ご飯、留め椀、香の物…左にご飯、右に留め椀、向こうの中央に香の物が出る。ご飯のお代わりは、一口ほど残して茶碗を差し出し、箸を置いて待つ。ご飯がよそわれてきたら再び両手で受け取り、一度膳を置き、改めて持ち直していただく。受け取った茶碗を、そのまま口に運ぶのは「受け食い」「受け取り」といわれタブーとされているので注意する。

・果物(水菓子)…通常はすぐにいただけるように処理されているが、ぶどうのように種が口に残るものは、懐紙に取り出す。みかんの袋は皮に取り出し、最後に小さくまとめて懐紙に包む。

日本料理を食する機会には、正しい日本料理の食べ方について知っていれば困ることは少なくなりますね。でもこれはあくまで基本であって、その場の雰囲気をこわさないようにして楽しくいただくのが一番良いことです。
状況や同席する人たちに合わせることも大切だと思いますので、正しい知識を持ったうえで臨機応変な対応ができればいいですね。

日本サービスマナー協会
理事長 沢野 弘

おはようございます。今朝の奈良は曇っています。



今年も残すところ今日を含めてあと2日となりました。


松の内について

正月に玄関に松飾りを立てるのは年神様が迷わないための目印で、門松を飾っておく期間を松の内と言います。


松の内は一般的には1月6日までですが地域により異なります。

新年に入り初めて出会う人に新年の挨拶を交わすのも基本は松の内までです。


今日も素敵な日になればいいですね。今週もよろしくお願いします。


日本サービスマナー協会


マナー講師


いよいよ今年も残り少なくなってきましたね。
 
以前のめざましテレビで紹介された時は、放送時間の都合で簡単な説明でしたがもう少し詳しく説明したいと思います。



和食の配膳では基本的にご飯を左側、味噌汁などの椀物を右側に置きます。

いわゆる一汁三菜などでも手前側の左にご飯、右に椀物(一汁)、奥の右に主菜、左に副菜、真ん中に副々菜を置くことになっています。
(ちなみにご飯や香の物は三菜には含みません)

これには諸説ありますが「古代中国の思想である陰陽五行説が平安時代に中国から入って来たことによる」というのが一般的です。

陰陽五行説は陰陽説と五行説を合わせて言いますが、陰陽説の陰と陽の考えでは次のようになります。

太陽は陽、月は陰。
東と南は陽、西と北は陰。
春・夏は陽、秋・冬は陰。
上は陽、下は陰。
左は陽、右は陰。

本来はどちらが優れているというものではなく、陰と陽でバランスが取れているという考え方なのですが、上の例でもわかるように比較的陽のほうが上だと考えられがちなものです。
昔の左大臣と右大臣では左大臣のほうが位は上になりますね。

この意味から、農家の方が作られた貴重なお米を炊いたご飯と味噌汁(椀物)を比べたときに、
ご飯は陽、味噌汁は陰
となり、ご飯を左側に、味噌汁を右側に置くようになったと言われています。

ご飯を左側、椀物を右側という置き方は平安時代から使われてきたようですが、江戸時代には特別な場では会席料理が基本となって、この置き方が確立したと言われています。

日本サービスマナー協会https://www.japan-service.org/

理事長 沢野 弘