今年もあと数時間となり、日が沈んでから奈良はかなり寒くなってきました。
みなさんはもう年越しそばを食べましたか。
私も以前は勘違いしていましたが、年越しそばは年をまたいで食べるのではなく、年内に食べ終わってしまうものです。
そばは他の麺類と比べて切れやすい事から「今年一年の厄を断ち切る」という意味で、江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。
また、大晦日に食べる年越しそばは細く長く長寿であるような願いを込めています。
一連の正月行事というのは新しい年に「年神様」を家に迎えてもてなすための行事の意味があります。
本来、大晦日は年神様を寝ずに待つとされていて、お祓いをするためにお寺では深夜0時をまたいで108回の鐘を鳴らして人間の持つ108の煩悩をお祓いするのです。
今年もお世話になりました。まもなくやって来る2020年もどうぞよろしくお願いします。
日本サービスマナー協会
https://www.japan-service.org/理事長 沢野 弘
