コンスとの戦闘でマガツヒを使ったので、
龍穴付近に出現する邪鬼マカーブルを倒して
マガツヒを溜めた。
龍穴に戻ったら悪魔の庭へ。
アオガミが話があるというので、
いつものベンチに座った。
アオガミ
「君と過ごしたことで、以前より
人の心が理解できるようになったと思う。
相手のことを思ってした行動が
必ずしも相手を幸せにするとは限らない……
そんな苦しさも今なら想像できる。
……私は君に敦田ミヤズや敦田ユヅルの
ような苦しみを与えたくない。
だからこそ君と話し、君の気持を
よく知っておきたいのだ。」
大鳳吼は合一神としての神格が上がった!
3ポイントを速と運に振り分けた。
☆合一神:大鳳吼Lv54/HP331/MP272
耐 性:火炎・衝撃無効、破魔・呪殺に強い
氷結に弱い
能力値:力73/体44/魔49/速60/運59
スキル:食いちぎり+3/鎧通し+3/神矢来+3
轟雷+5/チャージ+3
会心の覇気+3/物理プレロマ
ユニークスキル:マガツヒの還元
轟雷を他のスキルに変更すべきか悩む。
ジオダインの使い手が4人もいるし、
電撃の秘石も6個所有しているからだ。
もう少しだけ様子見しよう。
龍穴から西に進むと、
ヨーコがイチロウに問いかける。
ヨーコ
「そういえば……
太宰イチロウ、あなたはなぜ来たの?
大天使に何か用があるようだけれど。」
イチロウ
「……オレ、敦田の妹とユヅルの話を聞いて
分からなくなっちまったんだ。
ユヅルが妹を助けたいのは正しいことだろ?
それなのにどうしてすれ違うんだ……
正しいってなんなんだよ?」
タオ
「太宰君……」
イチロウ
「だからオレ……考えてみたんだ。
天使はみんな正しいことをしてるだろ?
それを率いている大天使様なら、強さと
正しさを手に入れる方法を知ってるはずだ。
だから、そのマンセマットっていう
偉い大天使様の話を聞いてみたいんだ。」
ヨーコ
「……別にあなたが何を欲しようと構わないけど、
この後の話を聞いても
天使が正しいと思えるかしら。」
イチロウ
「ははっ、何言ってんだよ。
大天使様がやることは全て正しいに
決まってるだろ? なあ磯野上。」
タオ
「……う、うん。
そうだね……」
ヨーコ
「……まあいいわ。
この先が目的の場所よ。」
少し進んだ先の広い所に来た。
タオ
「ここがコンスのいっていた場所かしら。」
ヨーコ
「大天使マンセマットを呼んでみましょう。」
吼が羽根を掲げて宙に舞わせると、
辺りが明るく輝き、上空に天使4体の姿が現れた。
とりまく3体は天使パワーのようだ。
マンセマットが声を掛けてくる。
大天使
マンセマット
Mansemat
大天使(マンセマット)
「……おや、あなた方は?
エジプト支部の使いのニンゲンですか?」
タオ
「いえ、私たちは日本支部の者です。
エジプト支部コンスの力を借り、
あなたを呼びました。」
大天使(マンセマット)
「なるほど、では敵ではありません。
私はマンセマット、光の王国を望む天使です。
それであなた方は、
私に何か用があるのですか?」
吼
「マンセマットの狙いを聞く。」
オブラートに包めば
「カディシュトゥについて聞く」
が正解かもしれない。
しかしここは敢えて直球で聞いてみる。
マンセマット
「狙い、ですか?
ああ、私はここでカディシュトゥと名乗る
邪悪な女魔たちを追っているのです。
あの者たちはこの世界を脅かす邪悪な存在です。
放置しておいては神もお嘆きになられるでしょう。」
タオ
「それは、彼女たちが人を襲いマガツヒを
集めていることと関係があるのでしょうか?」
マンセマット
「その通りです。
女魔たちは私のいた海の向こうでも
暗躍し、その地に大きな被害をもたらしました。
それを追い私は日本にまで来たのですが、
女魔たちは狡猾で捕まえることができずにいます。
そこで、私は女魔たちが集うであろう
この地を見張っていました。」
遥か向こうにある都庁が映る。
マンセマット
「女魔たちはアレを用いて、神へ反逆するための
悪しき存在を呼び出そうとしているのです。」
イチロウ
「神への反逆だって!?」
マンセマット
「そう、それを止めるため女魔たちが
動き出したら捕まえようと考えていましたが……
その後の状況を見て、
動きを待つのは危険と判断しました。
そこで私は女魔たちの狙いを止めるため、
マガツヒの供給を絶つことにしたのです。
あの者らは格の高いニンゲンを狙い
マガツヒを集めています。
つまり……ニンゲンがいなければ
マガツヒが集められず、その狙いは破綻する。
どうです? 完璧な策でしょう。」
タオ
「人間がいなければ?」
マンセマット
「そうです、マガツヒを生む人間から
感情を生み出せないようにするだけです。」
ヨーコ
「それは……
つまりどういう意味?」
マンセマット
「簡単な事です、つまり……」
キシキシキシと音がする。
何の音かと思っていると、タオが叫んだ。
タオ
「……太宰君っ!」
イチロウの身体が、足先から塩化していく。
イチロウ
「……っ!?
な、なんだよ、これっ……」
イチロウが体を動かして抵抗する。
吼が駆け寄るが何もできない。
イチロウは吼に助けを求めるように手を伸ばす。
その姿のまま、イチロウは塩化してしまった。
……いや、マンセマットがイチロウを塩化した。
タオもヨーコも、何もできない。
マンセマット
「こうしてしまえば、
マガツヒを奪われることもありません。」
吼が剣を抜く。
しかしマンセマットは落ち着いていた。
マンセマット
「お待ちなさい。
彼はこの後すぐに元へ戻しましょう。
ただ、あなたたちは把握していますか?
マガツヒを狙う女魔たちに自分から協力する
ニンゲンたちがいることに?
その結果、あの者たちが悪しき存在を呼び出せば、
ニンゲンの住む世界もどうなるかわかりません。
それを思えば多少の犠牲も仕方ないでしょう。」
タオ
「それは……、そうかもしれない
けれど……ッ!」
ヨーコ
「待って! なら……
私たちがカディシュトゥを倒すといえば?」
マンセマット
「ほほう、そうですか。
それが可能なら喜ばしい話です。
私も東京中のニンゲンを塩に変えるのは
少々気が進まずにいました。
あなたがたが責任を持って女魔を
倒してくれるならば問題ありません。
大鳳吼(ナホビノ)、タオ、そしてヨーコでしたね。
悪しき存在を見逃さないようにしてください。」
傍にいた天使パワーがマンセマットに近寄る。
マンセマット
「……どうしました?」
天使(パワー)
「ハッ、シンジュク付近に女魔どもが現れ、
現在こちらの天使と交戦中です!」
マンセマット
「おやおや、そうですか。
丁度よいタイミングです。
皆さんでそちらに向かってもらえますか?
彼は……、太宰君でしたかね。
私が責任を持ってニンゲンへ戻しておきましょう。」
吼がマンセマットを睨む。
が、その言葉を信じたのか、剣を収めた。
タオは心配そうに塩化したイチロウを見て
ヨーコに視線を移すが、ヨーコは首を横に振る。
3人は塩化したイチロウを残して、
この場を離れていった……
3人が立ち去ったのを確認するや、
マンセマットが声を出す。
何かやるつもりなのか。
マンセマット
「私にはあなたの魂が救いを求めている声が聞こえます。
あなたの心の奥底にある迷いや苦しみ、
そこからあなたを救いましょう。」
マンセマットが右腕を軽く振ると、
イチロウは一瞬にして元の姿へと戻った。
イチロウ
「うわっ!?」
地面にうつ伏せに倒れ込んだ後、
仰向けになって両足をバタつかせ、
元の身体に戻った事を確認する。
そこにマンセマットが声を掛けた。
マンセマット
「あなたが求めるなら、我が光の主の名において、
邪悪に立ち向かう正義の力を授けます。」
イチロウはマンセマットを見た。
マンセマット
「その力があれば、あなたは
邪悪な悪魔を倒す存在へとなれるでしょう。
あのナホビノのように……」
イチロウ
「オレが、大鳳みたいに?」
マンセマット
「そうです、純真な魂を持つイチロウよ。
絶対なる正義の力……、あなたは昔から
それを望んでいたのではないですか?」
イチロウは、マンセマットの声に応える様に頷き、
そして立ち上がった。
その強い瞳を見て、マンセマットが笑う。
マンセマット
「よろしい、では私の傍にきて
眼を閉じて下さい。」
マンセマットが地上すれすれまで降りてきた。
そこにイチロウが近付き、
言われた通りに目を閉じる。
マンセマットは右手人差し指でイチロウを指す。
するとマンセマットの指先に光が宿り、
それは大きくなっていった……
マンセマットからの洗礼。
昔の真・女神転生風に言うなら、
ロウ・ルートに進んだ感じなんだろう。
そんな事を知らない3人は進んだ先で
立ち止まっていた。
タオ
「本当に天使が人を塩にしてたなんて……」
ヨーコ
「これでタオにもわかったでしょう。
あれが天使のやり方よ。
この世界のルールを定めた創造主や天使は、
自分たちが人間の運命を管理することを
当然だと思っている。
いえ、この世にある全ての命を……かしら。
勝手な行動に集落の妖精たちも
巻き込まれたのだから。」
タオ
「…………」
ヨーコ
「そんな者たちが本当に正しいと思う?
彼らに支配されるこの世界が
幸せなものだと思う?」
タオ
「……私は……
うん、それでも私は
この世界の未来を信じるよ。」
ヨーコ
「タオ……」
タオ
「確かに私も、天使のこのやり方は
間違っていると思う。
でも、誰だって最初は間違えるもの。
今は分かり合えなくても
反省して改めることができる。
そうしていつかは、
天使も人も……悪魔とだって
手が取りあえるはず。」
ヨーコ
「……夢物語よ。
本当にそんなことができると思ってるの?」
タオ
「できるよ、1人では難しくても
私には吼君やヨーコ……
他にもたくさんの仲間がいる。
みんなの力があれば、
できないことなんてないって
私はそう信じてる。」
ヨーコ
「……タオ、あなたは本当に
どんな真実の前でも揺るがないのね。
……行きましょう。
今はカディシュトゥを追わないと。」
!クエスト
「塩化の原因究明任務」
を達成しました。
大鳳吼は8000マッカ手に入れた。
経験値25000EXPを得た。
!太宰イチロウが
パーティから離脱しました。
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Name 大鳳吼
Location シンジュク一丁目