毎日蒸し暑い日が続いていますね。本当に年々地球は暑くなっています。

 

今日は蒸し暑さに負けない漢方薬ー麦味参(ばくみさん)を紹介いたします。

麦味参(ばくみさん)は、以下の3つの生薬から成る漢方薬です。

 

生薬名 主な働き
 人参(にんじん)     気(エネルギー)を補い、全身を元気にする
 麦門冬(ばくもんどう) 体の潤いを保ち、喉の渇きや乾燥をやわらげる
 五味子(ごみし) 水分を保持し、汗の出すぎや疲れを防ぐ        

 

 

この三種類の生薬の働きでエネルギーも潤いも不足している状態を改善するので、夏バテや熱中症予防によく使われています。

 

麦味参の原型は、古代中国・唐の時代(約1200年前)に活躍した名医「孫思邈(そんしばく)」が記したとされる漢方薬【生脈散(しょうみゃくさん)】です。

 

ある夏、孫思邈が村を訪れたとき、酷暑で倒れた兵士たちが脱水や虚脱で命の危機に瀕していました。

当時の医学では手立てがなかった中、孫思邈は「汗で気と水が同時に失われた」と判断。
そこで、気を補う人参・体液を潤す麦門冬・汗の流出を止める五味子を煎じた薬を作り、兵士に与えたところ、多くの者が息を吹き返しました。

この処方は「命を生じる(生)薬(脈=生命力)」として生脈散と名付けられ、後に民間でも広く使われるようになります。

 

夏が苦手、夏になるとだるい、疲れやすい方はぜひお試しください。(イスクラ 麦味参 30包 5,280円)