夜尿症(おねしょ)は、夜間眠っていある間に尿が漏れる疾患を指します。

 

西洋医学的には、1)夜間に作られる尿量が多い、2)膀胱の容量が小さい のいずれか、もしくは両方が考えられ、治療法は、ベオーバ錠など内服剤、アラーム療法、心理療法など多くありますが、絶対的なものはありません。

 

大体中学生ぐらいの年齢までなら治ることが多いですが、それを過ぎると治りにくくなるといわれます。

 

漢方薬は、患者の体質と、夜尿症の状態によって薬が違ってきます。よく使われる漢方は、小建中湯、白虎加人参湯、六味丸などがあります。漢方薬は体の冷えを取り、下半身の血流をよくして、膀胱容量の拡張に働き、尿を含む体内水分のスムーズな調整に働きます。そのため、夜尿症の症状だけなく、体質も徐々に改善していきます。日中のトイレのお困りがそれほどなければ、漢方薬だけでもよいと思います。

 

これから暑くなる季節に入ります。特にスポーツをしているお子さんでは水分摂取量が多くなりがちですが、夕食から就寝までの水分摂取量に気をつけるのも有効的です。