漢方相談で一番うれしいのは「いろんな意味での命の誕生」とかかわるものです。ガンで余命数ヶ月を宣告された方が一年、二年経っても目の前に坐って漢方相談を受けていることや、40代タイムリミットぎりぎりで、漢方のみ、あるいは人工授精か体外受精を併用して新しい命を授かった方々、そして、体は異常ないけど「心」が死にかけていた方が、だんだん生き生きしてきて、買ってきたばかりの生け花のような、フレッシュな姿でみえるときなどなど合格

いつも頼ってくるわたしの大事な方々に、毎日感謝し、もっともっと力になれたら、そしてもう少しでもいいから何かプラスになれればと、日々勉強しております。

ご自分の病気に対して患者様の心理は、「否定、怒り、妥協、うつ(あせり)、受容」の5つの段階があるように思います。そんな時に「がんばって」と言っても無駄なので、自分の心の器を大きくして、お話(うっ憤)をじっくり聞き、心の翼で黙ってそっと抱きしめてあげます。多少時間的差はあるものの、そのうち患者様の心の窓が少しずつOPENするのを不思議に感じます。そして、患者様がすべてを乗り越えて立ち直り、新しい目標に向かって生きることに、こちらも力と自信をいただきます。

「天命」かもしれませんが、いろいろ傷ついて頼ってくる方と初めに出会った時点で運命共同体になる気がします。患者様が泣けばこちらもつらい、患者様が笑えばわたしも笑える!こういうのは、かつて大学病院勤務時代には恥ずかしいながらここまでできていませんでした。「白い巨塔」を離れ、溝の口の緑豊かな場所で仕事をしているから、できたでしょうね。感謝、感謝ですドキドキ

 上を向いて歩きましょう!明日はみんなに公平にあります!そして、一緒に分かち合いましょう!本当に大丈夫、大丈夫ですから!