またまた,西野亮廣さんVoicyについての話です(情報発信の量が凄すぎて,全くネタに尽きません。本当にすごい。オンライサロンにも毎日投稿しているとのことですから,情報発信量が日本有数なのは間違いないでしょうね(笑))。
昨日のVoicyでは,「キンコン西野から20代のキミへ」というタイトルで配信されました。
概要,「突き抜けるには,とんでもない量の努力をし続けるしかない。」との話がされました。
実際に,とてつもない努力を毎日継続されている西野さんには憧れます。
でも,僕は,タイトルのとおり,努力すりゃいいってもんじゃないと思います。
多分,西野さんもそう思ってらっしゃるとは思いますが,このVoicyを聞いて,こう思ったので,このブログで考えをまとめてみます。
僕は,西野さんほど努力したことはありません。
そもそも,僕は毎日きちんと睡眠をとることが必要で(徹夜したこともありませんし,6時間くらいの睡眠だと寝不足感満載です。そして,寝不足だとパフォーマンスが著しく下がります。),西野さんとは1日あたりの活動時間が,大きく違います。
夜はテレビ見たりYouTube見たりして,ほっと一息する時間も必要です。
おそらく,1日あたりの正味活動(=努力)時間は,西野さんの半分くらいしかありません(西野さん20時間,僕10時間くらいか?)
でもうつ病になった。
この原因は何なんだろう。
やっぱり,病気になると,その原因を考えるものです。
なんで僕だけうつ病になったんだろう?
ただ一生懸命仕事していただけなのに。
そんな考えで頭がいっぱいになり,涙がとまらない日もたくさんありました。
僕の考えでは,日々の生活を楽しいと思っていなかったことが,うつ病の原因です。
「何が自分にとって楽しいのか」,「何がおもしろいのか」,「どんな人生を送りたいのか」,そんなことを考えもしないまま,毎日仕事に追われていたから,うつ病になったのです。
なまじ責任感が強く,仕事も遅くはなかったので,たくさんの仕事を任され,それに忙殺されていました。
とはいえ,僕としても,苦しい思いをまったくしないまま,無為自然で生きることを良しとは思いません。無為自然なんてつまんない(笑)。
毎日続けていることをおもしろいと感じるか,楽しいと思うか,自分が送りたい人生につながっているか,そういったことを考えながら,納得感をもって取り組めば,うつ病になんてならないのです(この「納得感」というのが,手垢のついた言葉に変換すると「やりがい」となるんでしょうね。)。
今はそう思います。
復職したら,楽しんで仕事できそうと思っています。弁護士の仕事はおもしろいし,続けたい。「苦労して資格をとったから」続けたいなんて全く思っていません。弁護士の仕事を続けることが,自分の送りたい人生につながっているから,そういう思いなのです。
だから,タイトルの通り,努力すりゃいいってもんじゃない。
自分の楽しいこと,おもしろいと感じることに対して努力しなきゃいけない。
とはいえ,何を楽しいと思うかは,考えていても始まらないとは思うけれど。
ここからは,タイトルからは少し外れるので補足です。
先ほどお話したとおり,僕は,1日の活動時間の関係で,西野さんほど努力できません。
前田裕二さんほど努力できません(「人生の勝算」読みました。)
じゃあ,そんな僕は(僕らは)突き抜けることはできないのか。
そんなことはないと思うんですよね。
そもそも,「突き抜ける」という概念について説明が必要と思います。
西野さんであれ,前田裕二さんであれ,自分の人生で突き抜けることを目指しています。
自分の人生の最高到達点に達するべく,日々の努力を惜しまない。
別に何でもかんでも手に入れようと思ってはいないのです(ビル・ゲイツより金持ちになりたいとか,大統領になりたいとか,そんなことは思っていない。)
自分の人生を突き抜けることは誰だってできる。
とはいえ,日々の努力を続けなければ,「人生の最高到達点」にはたどり着かないでしょうね。
僕だって,人生の最高到達点にたどり着きたい。
諦めた人生なんて送りたくない。
そのためには,心身の健康と,「何を楽しいと思うか」が軸にないといけないと思うんです。
僕は,↑のお2人よりも,堀江貴文さんの生活のほうが共感できるんですよね。堀江さんは,健康のために毎日8時間寝るようにしているそうです。健康を維持して,いつまでもやりたいことを続けたい(最終的には死さえも超越したい)という考えの方がしっくりくる。
西野さんや前田さんは,超人だから眠らずに済むのかもしれないけれど,僕は眠らないことで将来調子を崩したくない(健康を害したくない)。
僕は,寝ないと次の日調子を崩すからわかりやすくていいなと思います。
よく寝て(よく食べて)健康を維持しながら,
「何を楽しいと思うか,おもしろいと感じるか,幸せなのか。」を軸にすえて
努力する。
そうすれば,充分,自分の人生で突き抜けることは可能なのです。
ま,正直なところ,ショートスリーパーには憧れますよ。
3時間睡眠で最大限のパフォーマンスが発揮できるなんでうらやましい。
僕はほんとうにむり!
ゆっくりと病気を治しながら,毎日8時間眠って,毎日最高のパフォーマンスを発揮できるよう,ぼちぼちやります。
それではまた明日。