盛岡食いしん爺日記

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盛岡の街を流れる中津川。

太平洋まで流れる大河の北上川や河川敷の広い雫石川と違って

流れる水の量も少なく、川幅もさほど広くない。

これだけ川が街の中を流れていれば、

熊も誘われて来るのだろう。

寒くなり、熊の話題はあまり聞かない。

 

中津川沿いは時を経るごとに魅力的になってきた。

毘沙門橋の袂には「草のゆかり」。

2階から見る来春の桜は綺麗だろう。

 

 

与の字橋の袂近くのカフェ「minä perhonen koota joki(コータ ヨキ)」。

皆川ブランドが並ぶミナペルホネン盛岡に今年の4月開店。

2階には中津川を眺めるテラスもあり、

紺屋町から川に抜けられるアプローチも。

 

 

そのほか、中ノ橋の袂のおでってには全国でも珍しい「盛岡でがみ館」。

旧岩手銀行本店の「赤レンガ館」。

江戸時代から続く茣蓙九の土塀の隣には「喫茶ふかくさ」。

与ノ字橋と上ノ橋の間には「深沢紅子野の花美術館」。

「shop+spaceひめくり」もあり地場のもの、紙にまつわるものが並ぶ。

紺屋町の「焼肉レストラン米内」には川を望むカウンター席。

上の橋の袂に「旬の拵え こくう」があり、古書の「東光書店」も。

つい2、3年前まで中津川に鮭が遡上し街の人が冬も近いと知ったものだ。

河畔には散策路もあり、あちこちに詩碑などがある。

まだまだ私の知らない物もあるだろう。

 

市の中心にある盛岡城址や官庁街から中津川を東に渡ると、

昔ながらの街並みがあちこちに残る街が広がる。

上ノ橋の欄干には擬宝珠。

 

 

 

Polka Dots and Moonbeams · Tommy Dorsey & His Orchestra · Frank Sinatra

 

 

ここから、川上へ歩いてすぐ敲太楼山荘がある。

 

 

 

 

 

 

階段は急で手摺を頼りに上る。

 

 

上った先は窓いっぱいに中津川。

盛岡は京都の一つひとつ素晴らしい寺院群、

タイムスリップしてしまう金沢の町家街、

川越の蔵が続く街並みなどほかの街の様な迫力には欠ける。

それでも歩きたくなる街。

運河の跡が道になっている鉈屋町の裏道。

宮沢賢治を感じる材木町や北上川の石組みを見上げる歩道。

旧葺出町の石畳風の青海波の路なども。

そして、中津川縁もいい。

 

 

 

 

 

そうそう、これはガジュマル。

 

 

マスターは相変わらず爽やかな笑顔。

訪れた人は元気をもらう。

窓際のテーブルが一つだけ空いていた。

 

 

今日のランチは敲太楼山のハッシュドビーフ。

スープはマスターが育てたサツマイモのポタージュスープ。

 

 

少し焼いてから調理。

さらに甘味がます。

いつまでも飲み続けていたくなる。

 

 

ハッシュドビーフ。

トッピングにふわふわのスフレオムレツ。

 

 

野菜の彩り。

食べるのがもったいないほど綺麗だが、

一度、スプーンを握ったら、もう離れない。

ビジュアル通りの美味しさ。

飲む様に食べてしまう。

 

 

 

 

 

 

スフレオムレツは、泡立てた玉子そのままにふわふわ。

口の中で消えてほのかな甘味が後に残る。

美味しい。

 

 

その日、別々に来たとてもお世話になった二人にお会いした。

少し話しただけでも心が穏やかになった。

店が混んできて待つ人もいたので、完食後は早々に退散。

 

 

窓からの眺めがいい敲太楼山荘、ハッシュドビーフ、プリンやマスターも人気。

そんな素敵な場所なのです。

 

 

 

 

 

 

 

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