盛岡食いしん爺日記
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12月15日。
今年も残り2週間。
年末の仕事は片付けたか？
自問自答。
完全とは言えない・・・
しっかり締めくくろう。
打合せの後、夕飯。
なんだかカレーが食べたくなった。
と呟く様に言ってみた。
「スープカレーハウスしっぽにしませんか？」
直ぐに賛成。
盛岡の岩手高校の傍にある「ヒトノキ」。
小さな芝広場を囲むように木をふんだんに使った建物が並ぶ。
広場のコンセプトは「一つの軒の下でつながりを」。
飲食店、整体サロン、アートギャラリーがある。
その中に「スープカレーハウスしっぽ」。
Françoise Hardy - Le Temps de l'Amour
駐車場で待合せてしっぽへ。
入る前から食べたいカレーがあった。
花巻で始まったスープカレーハウスしっぽ。
盛岡にも店を出した。
隣には盛岡じゃじゃ麺じゃじゃおいけん盛岡ヒトノキ店。
この店を仕切るのは兄で、しっぽは妹さん。
お母さんが花巻でスープカレーハウスしっぽを始めたが、
今は体のケアの店に変えた。
その夜、しっぽにはお母さんもカウンターの中にいて久し振りで会った。
以前、花巻のまち歩きマガジン「マチココ」を手伝ったが、
取材に訪れお世話になった。
今、花巻と盛岡を行き来しているそうで元気いっぱいだ。
バイタリティ溢れる人。
一緒の人はあれこれ悩んでいる。
キーマカレーをすすめてみた。
選んだのは「キーマロングウィンナー」。
辛さは20倍と初心者向け。
ちょい辛でソーセージはプリプリの食感。
キーマのシリーズも美味しい。
その人は夢中で食べ出した。
私は、取材した時に食べた「グリルドチキンカレー」。
チキンや海老は人気で夕方には完売の日も多い。
何度かチキンを狙ったが食べられなかった。
ほかのメニューのスープカレーも美味しく満足して帰った。
その夜、まだチキンがあった！
やった！
スープカレーハウスしっぽのカレーには数種の野菜がたっぷり。
舞茸や玉子も。
2022年冬号の「マチココ」の記事。
厳選された野菜を有機栽培されたスリランカ産スパイスで
じっくり煮込んだスープは、客が好みの辛さでオーダーできる。
などと記事に書いてある。
あの日、ファインダー越しのビジュアルとスパイスの香りに
胃袋を鷲掴みされていた。
取材後に食べた時、とても美味しかった。
それ以来だ。
黒糖入りを頼んだ。
スープカレーを黒糖入りにすると辛味がまろやかになる。
そして、コクありスープがさらに奥深い味になる。
スープをひと口。
美味しい！
グリルドチキンにナイフを入れる。
フォークで切り、口へ。
パリパリの皮が弾け、ジューシーなチキン。
幸せだ～
サフランライスも美味しいのだ。
無口になる。
ナイフとフォークにスプーン。
自分でも不思議なほど手際よく手が動く。
スープまで完食して大満足。
親子で店を営むのは、はたから見て幸せに見える。
それに隣で息子さん。
羨ましい家族だ。
美味しかったと二人に告げて店を後にした。
「スープカレーハウスしっぽ」
盛岡じゃじゃ麵専門店 じゃじゃおいけん盛岡ヒトノキ店
岩手高校の傍「ヒトノキ」
