盛岡食いん爺日記

<音楽が流れます。音量に注意してください。>

 

 

盛岡で暮らす人は、

盛岡に二つあるイオンを前潟イオンと南イオンと呼ぶ。

誰かの話では8キロしか離れていない。

大型のショッピングセンターが郊外にでき車で買い物に行く。

典型的な地方都市の姿だ。

中心部もスーパーがあちこちにできて商店街からは、

肉屋、米屋、八百屋や魚やなどの専門店が消え、飲食店が並ぶ。

街には20階を超えるマンションも数棟ある。

そんな街が良いのか悪いのかは分からない。

 

煌々と明りが灯る南イオン。

明るさに吸い寄せられて広い駐車場に停まる車。

今宵は私もその1台。

 

 

 

 

Gilbert O'Sullivan - Alone Again

 

ここには何でもある。

そして、飲食店も多い。

買い物してご飯を食べてお茶を飲む。

猫たちにも会える。

駐車場は建物にもあるが、私は、たいてい外の平場に停める。

あちこちの出入口に近い方はなかなか空きがない。

結局、けっこう歩くことになる。

 

入ってすぐ、お世話になっている方と会った。

これからご飯だという。

では、と飲食街に向かった。

通路は緩やかに曲がっていてまるで商店街。

「何にします?」

「魚が食べたくて」

イオンで魚ときたらあそこだ。

目指すところは一緒だった。

その店は「一汁 五穀」。

 

 

 

 

天上が高く広々として落ち着く。

席と席とは背の高い仕切り。

壁一面に田んぼの風景。

よく考えるものだ。

 

 

私が選んだのは「肉厚縞ホッケ定食」。

ホッケのほかに揚げ出し豆腐、ルイベ漬けと蜆の味噌汁。

ご飯は五穀ご飯。

よく店頭のメニューのサンプルと魚の大きさが違うことがある。

覚悟はしているものの、ちょっとがっかりすることも。

ところが五穀ではサンプルと同じ、いや少し大きいかも。

 

 

見るからに脂ものる久し振りのホッケ。

しかも食べ応え十分の大きさ。

縞ホッケは北太平洋で獲れ、脂ののりがいいという。

「縞ホッケと真ホッケの違いを知ってる?」

分からないと答えた。

皮の縞模様とまだら模様の違いだそうだ。

スーパーでは、たいてい皮を下にしているので気がつきにくい。

なるほどと、食べながら聞いていた。

身も柔らかく美味しい。

ホッケも色々ある様だ。

 

 

五穀とは米、麦、きび、あわに豆らしいが穀物全般を指す時もある。

身体に優しく美味しいご飯だ。

 

 

一緒の方は「とろ鯖一夜干し定食」。

お~!

サンプルより確実にでかい!

焼き加減も絶妙で皮まで美味しそう。

一緒の人は魚好きなので聞いてみた。

「とろ鯖って普通のサバと何が違うんですか?」

その人は箸を休めた。

大きさや脂質の量で特に脂がのり上質な鯖をいうそうだ。

ひと口に鯖といっても「関鯖」「金華鯖」「八戸前沖鯖」「清水鯖」など色々。

養殖の鯖でもブランド物もある。

とても覚えきれない。

 

また、箸を動かし始めた。

「美味い!来てよかった」と目を細めてこちらを見る。

 

 

店のスタッフが説明してくれた様に、

ご飯を少し残し、出汁をかけてお茶漬けに。

お供にサーモンルイベ漬け。

これもいい。

 

 

食べ終えてイオンの中で別れた。

食べ物のうんちくも、こちらが知りたい時に聞くと、

美味しさが倍増するものだ。

盛岡南イオンの「五穀」で、

皿からはみ出しそうに大きく脂ののったとろ鯖と縞ホッケ

たつぷり魚を味わい駐車場に向かった。

 

 

 

家に帰ると、不満げなルハン君。

あ~!

11月8日で11才。

忘れていたわけではないが、

怪我したり色々と忙しい日々が続き、

疲れはてていた。

その疲れも癒してくれているのに。

先月に新しい玩具を3個買って早速、遊んだ。

しかし、ここしばらく一緒の時間が減っていた。

 

新幹線で東京からやって来て450グラムから今は5キロ越え。

貫禄もついてもう立派な猫。

しかし、甘えん坊は変わらない。

片手で収まっていた頃が信じられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、テレビの情熱大陸で、

鳥の鳴き声に意味があり会話しているという動物言語の研究を見た。

単に感情表現で鳴くわけではないという。

よくルハン君の鳴き声と表情や仕草を見ることにしよう。

それから気儘に動く尻尾も。

隣のベッドで眠る時、撫でながら「ふんふん」と言う。

すると、一生懸命返してくれる。

いやいや、それは親馬鹿の証拠。

既に11年になる。

何等かな形で無意識ながらお互いに意思の読み取りがあると思う。

癒されるばかりではなく、しっかり彼を見ていこう。

今夜、寄ってきたのは魚の匂いだろうか?

 

 

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