盛岡食いしん爺日記

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9月も下旬が近い頃までの暑さ。

あれは何だったのだろう。

一日過ぎるたび空が変わり、一斉に鳴いた虫の音は、

あっという間に聴こえなくなった。

もう朝の気温が11度の日も。

トンボたちも短すぎる一生だったのだろう。

停まった車のボンネットの温もりで羽を休めたが、

再び飛びそうにみえなかった。

 

気がつけば、深山からは紅葉の便り。

もうすぐ山里も色づき街の街路樹も赤や黄に染まる。

 

今日は小春日和。

 

 

風が心地良く穏やかな陽射しは、

今年、あと何日もないだろう。

誘われて午後の盛岡八幡界隈を歩いた。

 

 

 

 

I'd Rather Leave While I'm In Love · Rita Coolidge

 

 

1時半を過ぎた。

そろそろランチにしよう。

平日の昼はサラリーマンが食べ終えた後がいい。

 

久し振りの蕎麦将軍。

以前と違い夕方には閉まる。

早めの夕飯にと、何度かトライしたが閉店後だった。

そこでランチに来てみた。

 

 

蕎麦将軍2019年に開店。

あのコロナ禍を乗り越え、もう6年。

早いものだが、

始まりから訪れていると、まるで子供が元気に育つ様な感じ。(笑)

 

 

 

久し振りだ。

変わらず大将は元気な笑顔で迎えてくれた。

メニューを見ると、「おっ!」と声が出てしまった。

コロッケ蕎麦があるではないか。

カレーコロッケもある。

すぐに決めた。

それに、今や蕎麦将軍名物「とうめしのぬき」も。

豆腐を醤油や薬味でしっかりと煮込んだもので甘辛いのです。

ぬきはご飯をぬき。

普通は豆腐、玉子とご飯をそれぞれ食べたり、

掻き混ぜたりしてもいい。

 

 

懐かしいコロッケそば。

学生時代に授業が終わると、

小腹がすき、学食でうどんを食べた。

その時、同じ学年の人が、別にコロッケを買い、

かけうどんにのせて食べていた。

美味しそうで真似をした。

それが始まりだ。

新宿駅で山手線から小田急線に乗り換える時、

構内の立ち食いそばで朝ごはん。

サラリーマンに混じって、そばを食べた。

そこにはトッピングにコロッケがあった。

時々、チラリと視線を感じた。

ひょっとしたら誰かも真似したかもしれない。

コートの季節には、温まり少し余裕が出て電車に乗った。

そんな混んだ電車の味気ない通学の楽しみ。

 

蕎麦将軍のコロッケは大きい。

さあ、食べてみよう。

 

 

コロッケはあっさりとしている。

そばのつゆが染みることを計算しているのだろう。

美味しいコロッケは蕎麦将軍の独自の味。

勿論、手打ちのそばは言うことなしに美味しい。

 

 

茗荷の鈴酢漬けがいい箸休め。

 

 

 

 

とうめしのぬきとそばとコロッケ。

人に教えたくない~(笑)

コロッケが少し溶けたつゆは、好みの味。

 

 

そば湯を飲み、ゆっくりして会計。

コロッケそばも美味しかったと大将に言う。

「私が好きなんです」とニコリ。

 

外に出るとまだ心地よい空気。

きっともうすぐコートがいるのだろう。

そろそろ半袖をしまい、長袖とセーターを出さなくては。

今年は、特に時の流れが早い気がする今日この頃。

 

盛岡市八幡

蕎麦将軍

 

 

 

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