盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます。音量に注意してください。>

 

 

朝起きて窓を開けたら寒い。

街を走っていたら、心なしか並木の葉が色づき始めている。

つい先日まで強い陽射しにも負けず濃い緑だったのに。

日が暮れて道端を歩くとあちこちから虫の音。

あまりの変わり様に戸惑う。

この調子ではあっという間に寒くなりそうだ。

日本の四季は夏と冬だけになってしまう。

でも、どこか猛暑が過ぎてほっとしている。

 

 

 

 

 

Moanin' · Art Blakey & The Jazz Messengers

 

季節の変わり目。

睡眠と食事に気を配ろう。

今宵も肉を食べようと、

長いつきあいの人を誘った。

車でひろい、盛岡の繁華街大通りの裏手菜園へ。

 

 

 

 

いつも思う。

このビルは遊び心に溢れている。

この吹き抜けに蝶、トンボとカタツムリのオブジェ。

 

 

真ん中にテーブルがあり、

憩いの場になっている。

普通であれば、なるべくテナントを入れようと、

考えるだろうが贅沢に洒落た空間もある。

鬼灯が飾られていた。

このビルの名前はメルヘンハウス。

インスタがあり、近頃記事は載っていないが、

飲食店ビルをリノベーションし、店舗と賃貸住居にした様だ。

 

 

 

 

階段を下りると正面にしょうが焼き専門店「しょうが焼き屋」。

 

 

ドアを開けると店主の明るい声。

「あら、いらっしゃい!」

カウンターとテーブル席が一つ。

しょうが焼きやの世界に入った。

奥のテーブルに。

カウンターにはカップルと女性の二人組。

お客さんと店主の方とのやり取りも楽しい。

アットホーム、家庭的という言葉だけでは言い尽くせない。

自然にほっとする空気感。

話に混じってもいいし、黙々と食べることに専念してもいい。

 

しょうが焼きやは、べジファースト。

ご飯は直火炊きで美味しく、小鉢も充実。

まず、名物の丼ぶりいっぱいのサラダ。

 

 

中東のふりかけ「デュカ」も頼んだ。

砕かれたナッツ類にスパイスがきいている。

何にかけてもいい。

いつだったか調べたら発祥はエジプトだった。

デュカとは砕くという意味らしい。

 

 

勿論、サラダにも。

数種の野菜を一気に体に入れる。

不思議なことに山盛りでも食べ飽きない。

 

 

小鉢も野菜やキノコで三種。

一つひとつが美味しい。

 

 

食べ手に優しいしょうが焼きとたくさんの野菜。

 

 

誘って連れてきた人は、

味噌仕立てのしょうが焼き。

いい匂いが、こちらまで漂ってくる。

 

 

オムレツも頼んだ。

ふわとろで甘さ控えめ。

玉子の風味をたっぷり味わえる。

美味しい~

 

 

しょうが焼きや裏メニュー。

厚切りロースポークソテー。

お客さんのリクエストから生まれた。

 

 

 

 

厚切りのロースは、たっぷりのソースに包まれている。

ほのかな酸味と玉ねぎの甘味。

心地よく噛み続ける。

甘い脂が滲み出る。

どんどん食べても飽きがこない。

ご飯がすすむ。

 

 

 

具沢山の味噌汁もたっぷり。

 

 

二人とも黙々と食べ続けた。

完食して満足感に包まれる。

「美味しかった。幸せだ~」と一緒の人。

私もゆっくり頷いた。

きっと明日は元気になるだろう。

今宵も店の外まで店主の方に送られてしょうが焼きやを後にした。

しかし、しょうが焼きの専門店は珍しいと思う。

全国にしょうが焼きの専門店は、ほかにもあるのかな?

帰り道に思った。

「明日も肉を食べようかな」

 

 

 

盛岡市菜園

定食とほろ酔い しょうが焼きや

 

 

 

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