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盛岡食いしん爺日記

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盛岡は焼肉と盛岡冷麺の店が多い。

数えてみても30店ぐらいは出てくる。

70年ぐらい前に始まり、元祖は食道園と言われている。

以前は平壌冷麺と呼ばれ、食道園で何度か食べた。

初めて食べた時は衝撃だった。

コシが強くなかなか嚙み切れず、

辛味も強く苦労したが、

3度目ぐらいからやみつきになってしまった。

盛岡冷麺と呼ばれ始めたのは、昭和の終わり頃。

ぴょんぴょん舎から始まったそうだ。

かれこれ30年は経っている。

あまり、うんちくは苦手でこの程度しか分からない。

今では、沢山の店で盛岡冷麺として提供され、

街の人には、それぞれにひいきの店があり、

好みの味を楽しんでいる。

私が一番多く行くのはぴょんぴょん舎稲荷町本店。

ぴょんぴょん舎発祥の地だ。

 

 

 

My Romance · Scott Hamilton

 

 

開店した頃から行っている。

 

 

 

 

オブジェも素敵だ。

注文したメニューを待ちながら、

店の中を見回す。

 

 

 

韓国風の味付けの豆腐。

豆腐に茗荷は好きな組み合わせ。

ペロリとたいらげた。

 

 

盛岡、岩手は焼肉店が多いので、

全国でもトップクラスじゃないかと思って検索してみた。

すると、トップが石川県、続いて福井県と出てきた。

「焼肉のまち」と調べると、

人口比で多いのが長野の飯田市だった。

全く知らなかった。

盛岡の特徴は、たいてい焼肉と冷麺をセットで食べることだろう。

 

 

その日のお薦めの和牛とレバーに豚ロースを焼いた。

 

 

 

 

しっかりとした肉質で噛むと甘味が濃い。

 

 

バッケ(ふきのとう)のチヂミ。

熱々で登場した。

バッケの香りがする。

ちょっと岩塩を振って食べた。

口の中でほのかな春の苦みが心地良い。

 

 

 

 

シメは桑の葉冷麺。

 

 

タッチパネルで注文すると、

オーダーはできたが、完売の表示が出た。

スタッフに聞くと、私が最後だった。

 

勿論、盛岡冷麺は大好きだ。

だが、時々無性に桑の葉冷麺が食べたくなる。

辛味のキュウリと薄切り大根のキムチがいい。

透きとおったスープの深いコク。

薄緑の麺の喉越しは抜群。

バランスのとれた透明感のある味だ。

辛味を押さえスープと麺を楽しむ料理だと思っている。

 

 

ぴょんぴょん舎は、

肉だけではなく野菜をふんだんに食べられる様にサラダ系も充実。

食後の珈琲は「クラムボン」の豆で紅茶は「しゅん」。

焼肉と冷麺の店と言うより、

地元の食材を活かしたレストランだ。

店の雰囲気に、私は、宮沢賢治を感じてしまう。

 

 

食べ終えて、

タッチパネルの会計を押した。

またひと仕事したくなった帰り道。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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