盛岡食いしん爺日記
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北国の街、盛岡。
訪れた人は、
たいてい盛岡冷麺を食べてみたいと言う。
あちこちに冷麺と焼き肉の店がある。
街の人は各々好きな味の店へ行く。
私は、よくぴょんぴょん舎稲荷町本店。
ONCE UPON A TIME IN THE WEST - Ennio Morricone
大阪から来た人が言った。
「ここは、焼肉屋じゃなくレストランだわ」
話を聞いて改めて見回し、その通りだと思う。
その日は、入り口近くの窓の傍へ案内された。
一緒の人は仕事が一区切り。
近頃は、隙間だらけのスケジュールだが、
ある程度、目途がついた。
その人が「肉を食べたい」し飲みたいスープがあると言う。
早速、肉を頼んで焼いた。
飲みたいスープとは「ソルロンタン」。
牛骨をじっくり煮込んで、
コラーゲンもたっぷり。
一度飲んでやみつきになったそうだ。
ミルキーでやわらかい。
サンチュもたっぷり頼んだ。
これは、田鎖農園さんで育まれており、
以前取材で訪れた。
循環型の農業を目指していた。
そろそろ、また行ってみたくなる。
ユッケジャン辛温麺。
ちょい辛で、温まる麺だ。
見た目ほど辛くない。
私は桑の葉冷麺。
深いコクがありながら爽やかなスープ。
麺も細めでよくスープが絡む。
スープ、麺と具材のバランス。
喉越し抜群で大好きな冷麺だ。
その日、店に社長のぴょんさんと会えた。
久し振りに色々と話ができた。
韓国唐辛子を自分で育てているそうだ。
出来上がりが良く、分析した結果を教えてもらった。
社長さんの育てる唐辛子は、
赤トウガラシと比較して抗酸化力が数倍も高く、
食味もよく香りも強く美味しいという結果。
徹底して、食材にこだわる人だ。
なんか、聞いていると食べてみたくなる。
ぴょんさんの話を聞いていると、
ますます料理が美味しくなる。
やはりぴょんぴょん舎は、レストランだ。
満足して店を出て裏手の「森のマダン」を歩いた。
こうしてみると森の中の洒落たホテルの様だ。
おや?
この前来た時に、花梨が外のテーブルに集められていた。
何か料理に使うのだろうか。
ベンチの傍の落ち葉の上に落ちていた花梨。
あれもデザインの一つかもしれない。
<2022年08月31日の写真>
家に帰って友達に手紙を書こうとしたら、ルハン君。
「遊んで」ということか。
よし、分かった。