盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
どうしてこんなに早い季節の移ろい。
夏の暑さが長引き、
今年の紅葉はだめかもしれないと思っていた。
ところが、毎朝気温が一桁が続くと、一気に色づいた。
緑が残るまま枯れ、散ってしまうのかとばかり。
樹々の葉は見事に色づき散り始めた。
街の公園の樹々も急に染まった。
撮りに出かけた。
銀杏の黄、紅葉の赤と美しい。
Chris Rea - Driving home for christmas
<音楽が流れます、音量に注意>
そのまま雫石の小岩井農場へ。
今年もたっぷり楽しんだ。
網張の方へ上る。
もう樹々は葉を落とし丸裸。
車にタオルも積んできた。
温泉へ。
ありね山荘。
12月からは5時、今月は7時までに着けばゆっくり入れる。
千年の名湯と言われ、昼には風呂から雫石や遠く盛岡の街も見える。
広い風呂のほかに露天風呂もある。
ドアを開けて行ってみた。
陽が沈んだ山の空気は肌を刺してくる様だった。
裸で急ぎ足。
帰り道、車の温度計は7度。
それでも体は芯から温かい。
小岩井農場は、そろそろイルミネーションが始まるのだろう。
盛岡に戻った。
今宵は味噌ラーメンを食べに行く約束がある。
南大通一丁目にある東座(あずまざ)。
昔は生姜町と呼ばれた街だ。
近くの駐車場に集合し、早速食べに。
中を覗いていた人も入って行った。
一緒の人が「寒くなると食べたくなる」と、
濃厚味噌白湯そば、トッピングはメンマ。
そういえばSさんと前にも一緒に来たが、同じ物を食べていた。
昨年と同じ様に「うまい、うまい」を連発。
私も濃厚味噌白湯そばが好きだ。
麺は地元の南部小麦で全粒粉。
小麦香る麺にとろみのある濃厚な白湯スープが絡む。
たっぷりのもやしはシャキシャキ。
私は、「柚子しお白湯そば」。
炙りチャーシューをトッピング。
刻んで塩漬けした柚子を使い、
どんぶりから湯気にのり舞い上がる香り。
とろりとした白湯スープが柚子で爽やかに。
チャーシューもどんどんなくなる。
7時過ぎ、店主が入口の看板を準備中にした。
スープがなくなったらしい。
寒くなると欲しくなる深いコクのある濃厚な味噌ラーメン。
今日はぐっすり眠れそうだ。
盛岡市南大通一丁目
東座