盛岡市高松の池。
バドミントンの練習に行く途中に寄ってみた。
I Wish You Love - Lisa Ono
<音楽が流れます、音量に注意>
帰ってきた!
既に数十羽の白鳥。
紅葉に白が映える。
今年も盛岡の街の中の高松の池に姿を見せた。
春の桜、夏の花火そして冬の白鳥。
子供たちも。
極寒のシベリアで生まれ、越冬しに飛んできた。
長い旅路。
無事ではすまない白鳥もいたのだろう。
厳しい自然界を生き抜いてきたのだ。
ここに来て、心なしかほっとしている様に見えた。
この公園にある平和記念像「望み」。
ゆっくり休んで帰ったら、
白鳥たちが平和の懸け橋になって欲しい。
その日の練習ゲームは、なぜか不調だった。
新しいラケットに馴染めないまま終わった。
また、次だ。
翌日、昨日買ってきた「黄精飴」をテーブルに。
黄精飴の長沢屋は、神明町にあり、
近くには盛岡駄菓子などで知られる老舗「関口屋」もある。
商店街の裏通りに佇む店。
一歩入ると老舗の雰囲気。
ユリ科の多年草。
ナルコユリ、アマドコロなどの地下茎から取り出した黄精。
これらを主原料として作る黄精飴。
胃腸、心肺に良いと言われている。
なんと創業は1853年で今は6代目。
この箱が好きだ。
ひと口で食べられる。
飴と言っても、もちもちしている。
すべすべとした手触り、ほのかな野草の風味。
品の良い甘さで明治天皇や大正天皇にも献上されたらしい。
170年の歴史を刻む黄精飴は、盛岡独自の味で食文化の遺産だと思う。
サラリーマン時代、出張の時、よくお土産に使い、喜ばれた。
その時は勿論、自分の食べる分も。
続けて2個食べてしまった。
桑の葉茶を飲んだら、また1個。
明日は元気に練習に行けそうだ。
そういえば、6代目の夫婦もバドミントンをしている。
まあ、私などは足元にも及ばないけれど。
世界は騒々しいが、白鳥と黄精飴に癒された今日この頃。
盛岡市神明町
黄精飴本舗 長澤屋