盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
盛岡市長田町の路地にあるパン屋「Mom's Oven(マムズオーブン)」
十日ほど前、長田町の散策をしていて見つけたばかり。
ほぼ土曜日にしか店を開けない。
色々と事情もあるようで、
月曜以外は自動販売機で買える様にしたらしい。
行ってみた。
Je ne pourrai jamais vivre sans toi (From "Les parapluies de Cherbourg") · Michel Legrand
<音楽が流れます、音量に注意>
先週、少し急ぐ用事があり一泊二日で東京へ行ってきた。
コロナ前以来の新幹線。
乗れば2時間とちょっとで東京。
上野で降り、地下鉄銀座線。
泊るホテルのある新橋へ。
あれ?烏森口はどっちだ・・・
前は新橋と言えば日比谷口SL広場に出ていた。
東京の夏、駅構内は蒸し暑い。
遠回りして無駄に歩いた。
やっとホテルに到着。
汗の滲んだシャツを着替えて部屋のベッドに寝転がった。
しばらく休んでからホテルを出た。
新橋に泊ったのは、ゆりかもめに乗りやすいから。
有明まで行き、用事を済ますと、帰りは夕暮れ時。
ゆりかもめから車窓を眺めていた。
レインボーブリッジを渡り、ループ。
風景がぐるりと一周。
自動運転に身を任す。
東京タワーが見えた。
学生時代、超高層ビルと言えば新宿副都心だった。
今は、あちこちに摩天楼。
灯りのついたタワマンも林立。
大東京の夜景は綺麗だった。
向かいに座る人達を見ると、十一人が座り、マスクは一人。
全員がスマホ片手に俯いている。
不思議な光景に見え、異国にいる気がした。
そう言えば街角で見た都知事選のポスターの掲示板も異様だった。
サラリーマン時代に東京へはよく来た。
たいてい霞が関、たまに新宿。
学生時代に養った鳥観図が概ね通用した。
まさか新橋でホテル探しで迷うとは。
コロナ前は年に一度は来ていた。
何かが違う。
臨海地区に久し振りに来たせいだけではなさそうだ。
地方都市とは違い、大都会の時代の流れが早いのかもしれない。
自販機で買ってきた「マムズオーブン」のパンをテーブルに。
いつの間にか現れたルハン君。
ちよっと匂いを嗅いでいなくなった。
熟成ハムとバターのカスクート。
パンとハムとバターが一つになって美味しい。
もう一つ買ってくればよかった。
そうか歩いて行ける。
いつでも買える。
レモンケーキ。
甘酸っぱい感じでおやつにいい。
さすが、コンセプトは「お母さんが作るおやつ」。
珈琲を淹れよう。
ルハン君はどこだろう?
あちこち探すと、
お気に入りの場所の黒い籠で眠っていた。
そっとしておこう。
そう言えば、火曜日でも新橋の飲食街は賑やかだった。
夕飯はホテルのイタリアンの店に行ったが混んでいた。
こんな光景を見てどこが不景気なのだろうと思った。
色々な事を考えさせられた東京だった。