盛岡食いしん爺日記
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盛岡城の城跡の近く、
中華料理の「城華」は、2020年6月24日に開店
もうすぐ4周年を迎える。
早いものだ。
きっと店のご夫婦もそう思っているに違いない。
コロナ禍ではテイクアウトも始めた。
色々と大変だったことだろう。
Can't Smile Without You · Barry Manilow
2021年6月の城華のインスタの記事。
「本日6月24日、当店は1周年を迎えることが出来ました。
このコロナ禍の中、無事にこの日を迎えられたのも支えて下さる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
今後もモットーであります「ホッとする中国料理店」を皆様に感じていただけるように、スタッフ一同心を込めておもてなしを致しますので宜しくお願い致します。
来年の二周年には盛大に祝える事を願って
今日も元気にランチスタートです!」
今日は、ディナー。
まだ外は明るい。
お薦めと通常のメニューを見る。
今日は城華に行きたいという人と一緒。
その方は「あれもこれも食べたい~」
二人で迷う。
まず、春巻きを食べなくては、となった。
何もつけずに食べる。
パリパリの皮が餡の旨味を閉じ込めていた。
向かいで「ますます美味しくなった気がする!」
と目が丸い。
食べてみて、確かにと頷いた。
黒酢酢豚。
酢のかげんが丁度いい!
山芋の食感もいい。
餡も残さず食べ尽くした。
紅木豚と原木椎茸の大きな焼売。
リンゴなどで育てる盛岡三元豚。
盛岡の自然の中で大切に育まれ、
肉の旨味と脂の甘味がたまらない。
それに原木椎茸とのコラボ。
蒸し器から零れ出るあの焼売の匂いからも肉の甘味を感じた。
食べごたえもある大きさで美味しい。
一緒の人は「春巻きも、この焼売ももう一つ食べたくなる~」
と幸せそうなニコニコ。
イカの葱生姜炒め。
お薦めメニューに載っていた。
やわらかく甘いイカと葱に生姜。
さっぱりとしていい感じ。
とり皿はすぐ空になり、またとる。
言葉には出さないが二人とも競って食べてる風。
また食べたい一品だ。
福建チャーハン
海鮮あんかけチャーハンだ。
これは、もういうことなし。
海老、蟹、筍、椎茸、アスパラなどの野菜がとろみ加減もよく、ご飯を覆う。
下のチャーハンはあっさり玉子だけで炒めてある。
たくさんの種類の具材を細かく切るなど手間をかけた料理だ。
刻んであるそれぞれの旨味が一体となる。
何度食べても美味しい~
スープを一口飲んで
「どうすれば、こんなに滑らかになるんだろう。」
と一緒の人が言う。
なるほど、今までは当たり前に飲んでいたが、
確かに滑らかだ。
デザートも食べようかと思ったが、別腹もいっぱい。
今宵は、お開きとしよう。
「明日も来てもいいよね、ランチに来ようかな」と笑う。
幸せなひと時だった。
今までの努力は城跡の近くに華開いた。
まさに「城華」。
ブログにも度々登場しているが、今日も美味しかった。
まだ外は明るかった。