盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意してください。>

 

盛岡の街は、桜も散り新緑が眩しい。

緑と眩しい光の季節。

 

 

 

 

盛岡駅から南へ数百メートル。

残雪の岩手山を背景に雫石川の流域の緑。

こんな風景が街中から見ることが出来る。

 

 

午前中、本を納品した帰り、

まだ11時半。

心が、うきうきしている。

今日は休みにして西和賀へ行ってみよう!

仕事仲間も「おぅ!」

街中を抜けた。

 

Unforgettable · Beegie Adair

 

 

街から雫石の鶯宿温泉方面へ向かい、

途中で大きく左へ曲がって南西に。

山々の懐に入り、山伏トンネルを抜ければ、もう沢内(西和賀町)。

昔の九折の峠道をトンネルは1.2キロの一直線。

さらに数分走ると「利休庵」がある。

正午を十分ほど過ぎたばかり。

 

 

 

 

駐車場の様子から混んでいると思ったが、やはり満席。

数分待つと二組が出て行った。

 

 

カウンター席が空いて並んで座った。

今年は4月20日から始まったそうだ。

冬季は休み、土日祝のランチタイムの営業。

普段は盛岡で懐石料理の店と料理と銘酒を楽しめる店をやっている。

 

 

 

 

 

今年の初めは何を食べようか。

なかなか決まらない二人。

 

 

隣は、「小エビとごぼうのかき揚げサラダそば」に「にしん煮」。

相変わらず綺麗だ。

 

 

 

 

お先にどうぞという前に箸を持っていた。

ひと口食べて満面の笑み。

つゆをかけずに、

蕎麦猪口を使っている。

好きに食べられていいとこちらを見た。

かけずに食べれば最後までかき揚げはさくさく。

なるほど、と感心。

 

 

 

 

 

 

私も悩んだ末に、

「小エビとなすの梅おろしそば」と竹の子ごはん。

 

 

隣が美味しそう!とまんまるの眼で見る。

「翡翠なすかな?」と顔を近づけた。

仕方がないので一切れあげた(笑)。

 

 

口の中に溢れるなすの汁。

美味しい~

 

 

勿論、品のよいそばは言うこと無し。

アクセントの梅の酸味、おろしがやわらかくしている。

ほどよく絡んだつゆは出汁がきいている。

つゆを味わいたくて飲み干してしまった。

 

 

竹の子ごはんも美味しい。

これも食いつく視線に少し分けた。

 

 

にしん煮を見ていたら、少し分けてくれた。

くさみもなく、箸でほろりと崩れる。

流石に銘店の味。

 

 

お客さんは途切れない。

次はたっぷり山菜を味わいたい。

来週からのゴールデンウイークは行列だろう。

そば湯を飲みながら、そんな話。

 

 

会計しながら、オーナーとちょっと話した。

盛岡の大通りの店の名前を教えてもらった。

頂いた名刺には、

「あ・利(あり)」と「和味彩々 田(でん)」と書いてあった。

「今度、行きます。」と言って利休庵を後にした。

駐車場にまた車が続けて入ってきた。

 

 

残雪の奥羽山脈。

すぐ目の前に水芭蕉。

 

 

例年は、岩手で最も遅く咲く西和賀の桜。

今年は、あまり時間差がないようだ。

まだ時間はたっぷり、西和賀を巡ってみよう。

 

 

和賀郡西和賀町沢内貝沢

「利休庵」

 

 

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