盛岡食いしん爺日記
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4月半ば、盛岡駅前。
ちよっとだけの仕事が終わり、久し振りに散歩。
意外に盛岡の駅前をゆっくり歩くことがない。
Gabriel's Oboe Musicalmente Sposi - Oboe Solista
よく見れば、盛岡も都会になったものだ。
次の用事は郊外の住宅地、松園へ。
その前に腹ごしらえ。
岩手大学工学部の道路を挟んだ向かい。
十割そばの「新山亭」。
北上市に本拠地を置き、
岩手県を中心に飲食関係の店を多数展開している。
その中で十割蕎麦の「深山亭」を北上で営業している。
その姉妹店。
盛岡の「新山亭」は、一文字変えている。
契約栽培した蕎麦を自家製粉。
店の中で蕎麦を打つ。
何も知らず初めて来た時、
十割蕎麦をどこで作っているんですか、と聞いた。
すると「はい、店の奥で打っています。」
あの時は驚いた。
野菜のかき揚げ天の蕎麦にした。
蕎麦の風味、コシ、喉越しもいい。
そして、満足の量。
その時、ご一緒した方は、とろろめかぶの冷たい蕎麦。
盛岡は麺の街。
わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麵を盛岡三大麺と呼ぶ。
しかし、町中華やそば屋も多い。
歴史のある喫茶店、個性的なカフェなども多い。
豊かな暮らしができる街。
ほっとする街。
街のデザインは、そんなところが大切なんだと思う。
珍しく真面目に街を、盛岡を考えたある日の午後。