盛岡食いしん爺日記

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3月7日、

りんごの丘の「mi cafe(ミ・カフェ)」の今シーズンが始まった。

 

 

 

りんごの古木もなんとか冬を乗り越えた様だ。

自分を励ます様に呟く。

「頑張ってますね~」

 

 

 

 

 

 

By The Time I Get To Phoenix (Remastered 2001) · Glen Campbell

 

 

 

 

車止めに使っている木でできた物。

きっと昔、りんごの樹の剪定の時に使っていたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向かいに見える丘も少し緑になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛らしいメニューは、可愛らしいアルバム風。

 

 

リーフの形のアップルパイを温めてもらった。

 

 

レジのそばのショーケースに入っていた。

いい香り。

外はカリッとして中は風味豊かなりんご。

それまで、窓の外を眺めてゆっくりしていたが、

出て来た途端、

手で持って、あっという間に食べてしまった。

 

 

カフェオレ。

やわらかい白にのるりんごの皮。

 

 

素敵なカフェオレだ。

心憎いちょっとした工夫。

 

 

美味しかった後に、オーナーと少し話をした。

アプローチに落ちていた甘納豆の様な茶色のふんは、鹿だそうだ。

裏山から食事や遊びに一家で来るらしい。

電気柵もあるが飛び越えてしまう。

鹿が飛ぶ姿が浮かんだ。

被害が出ないことを祈るばかり。

そして、車止めのことを聞くと、

やはり剪定の時の台だった。

今はアルミ製だが、とても軽いという。

昔は、地域で大工仕事が得意な人が作っていた。

そうそう、それぞれ得意なことを各自がしていた。

そんな話をして送られた。

 

帰りは下を見ながらゆっくり歩く。

 

 

春の兆しがはっきり。

 

 

 

 

 

 

日毎に緑が濃くなり、

蕾は膨らみ、花が咲くのも近いだろう。

 

 

りんご園の直営のカフェ。

美味しさと、季節を感じ、

日常を忘れさせてくれる場所。

いよいよ今年も始まった~

 

 

家に帰って買ってきた焼き菓子を食べた。

クロッカンとチョコナッツ。

どちらも木の実の風味よく、食感も楽しい。

 

 

ここ2年半近く、忙しかった。

そんな最中に入院してしまったことも今は想い出。

あの1週間、医療に携わる人達の大変さを目の当たりにした。

 

ようやく3月になってゆとりができた。

4月から追われることなく時間を大切にして暮らしたい。

久し振りに、東京にも京都にも行く予定。

学生時代以来となる友達にも逢いに行こう。

大まかなスゲシュールは、昨年末に組んである。

ゆとりがある計画だ。

ひとり、ほくそ笑んで食べるクロッカンは殊更美味しい~

なんだかようやく解き放たれた気がした夜。