盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意してください。>

 

3月10日、晴れ。

盛岡を11時に発った。

向かった先は花巻温泉の奥にある石黒農場。

ホロホロ鳥で有名な農場。

山間の広い敷地。

 

 

大きな池や周りの山々を初めて見た。

思えば、いつもイベントの途中からの参加。

何度も暗がりの中、山道を走って来た。

広々として日本の原風景の様な場所ではないか。

 

 

すでに満車状態。

 

 

一番奥にある古民家へ。

 

 

石黒さんが迎えてくれた。

しばらく途絶えていたほろほろ鳥。

ようやく再開したので祝福とねぎらいの言葉をかけた。

どこか、ほっとしている様だ。

 

 

You Only Live Twice (Instrumental) · John Barry

 

今日は、石黒農場で「能登半島地震チャリティイベント」

<以下、田野畑にあるロレオール 伊藤シェフより>

発災当時とかわらない能登の状況。

撤去もなかなか進まない状況を見ると胸が痛みます。

まだまだ時間がかかるのでは… 能登に想いを馳せ、

今後どこで起こるかわからない災害のことを語りあいながら皆で料理を作り、食べましょう。

 東日本大震災以降、毎年海岸で炊き出しを行なってきました。

あの日の寒さを忘れず、いつでもという心構えを忘れないように。

毎年炊き出しに参加・協力してくれた石黒さんのご協力で、

今回のイベントは実現しました。

 ご自身も大変な思いをして農場再開を遂げたばかり。

本当にありがとうございます。 

今回のイベントにご協賛頂ける皆様、ありがとうございます。

ご協力頂いた支援金は川本シェフに託したいと思います。 

[当日ご協力頂けるシェフ達] ・八戸「ラ・メゾン・ポデタン」三浦シェフ 

・西和賀「キッチン開」鈴木シェフ 

・ホテルメトロポリタン盛岡スタッフの方々 

・岩手県食の匠 ・若生和江さん ・風土・FOOD・風人のメンバー

 

今日の農場の写真の通り、

まだ雪があります。

厚着でいらしてください。

どろんこになってもいいラフな服装で。

エプロンもあったら準備お願いします。

いつ起きるかわからない災害に備えて炊き出しを皆で作ろうと。

 

 

シェフたちの指示に従って皆で調理。

 

 

 

 

 

古民家の中でも。

 

 

 

 

奥州市の及源鋳造さんの南部鉄器があちこちで活躍。

 

 

 

もみ殻で炊くご飯。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

協力いただいた方々からの魅力的な食材。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12時半過ぎにほぼ完成。

伊藤シェフの話があり、

いよいよ昼ご飯。

 

 

子どもたちがビールを雪で冷やす。

 

 

豪華な食材を皆で炊き出しのように調理。

出来上がった料理が大皿にのって運ばれてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い思いに取り皿へ。

 

 

 

 

さて、私も。

 

 

 

 

 

 

 

 

食べ終わり、提供された食材の説明も。

 

 

 

 

 

 

災害があった時、

温かいできたての料理が並ぶ。

郷土料理も。

きっと、ほっとするひと時になるだろう。

この時間が大切なのだと思う。

 

 

帰りは、

美味しいご飯とカレーにポトフを持ち帰った。

やはり、「食」の力は大きい。

そして、当たり前の暮らしは、

貴重で大切なものなんだ。

カレーを食べながらスパイスが心に染みた。

 

 

5月になったら、

ここに来てホロホロ鳥を買いに来よう。

 

 

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