盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意してください。>

 

 

2月中旬、

北国の街、盛岡に雪がない。

そう長い間、高く積もる街ではない。

日中に雪が溶け、夕方に凍る街。

真冬に一週間ほど道路の端に壁ができることはある。

例年であれば、今がその頃だ。

岩手山の裾の下は白く見えない。

盛岡の材木町も3月の下旬の様だ。

 

 

多い年の冬は、こんな時期もある。   

 

 

雪かきは楽だが、

農作物などへの影響はないのだろうか・・・

 

 

四季桜によく雪が積もる。

暖かい今年は心なしか元気がない。

 

 

 

Haruma Sato - Mendelssohn:On Wings of Song, Op.34-2

 

 

だんべえ総本舗 風間堂の琥珀糖が届いた。

琥珀糖は、江戸時代からあったらしい。

それを老舗は、ダージリンクーラー、モヒート、カシスオレンジなど、

新しいお菓子を作る。

洋菓子が人気となり、

和菓子の人気がすたれ、大変な時期もあった。

そんな中、新しい和菓子への挑戦。

カクテルをイメージした琥珀糖を作った。

綺麗な新しい和菓子だ。

 

 

 

創業は明治31年。

老舗のお菓子を大切に包む包装。

 

 

透き通った奇麗な色合い。

和菓子は見ても楽しむ、と誰かが言っていた。

外はカリカリッとして中はゼリーの様だ。

喉に残る仄かな品の良い甘さ。

ひと粒をゆっくり楽しむ。

 

 

窓からの光に翳してみた。

小さな女の子がいたら、あげたくなる。

きっとひと粒ごとに夢見心地で噛みしめるだろう。

 

本の制作の取材で、

思春期の同級生と繋がり、電話番号を知った。

声を交わす。

50年近い時間の流れは、しだいに縮んでいった。

何通かの手紙のやり取りの記憶はなかった。

 

先日、実家に帰った時に探してみた。

押し入れの中の段ボールいっぱいに手紙があった。

その中に3通。

手紙が見つかったら連絡すると言ってある。

 

 

そのうち電話して、

読みたいのなら送ろう。

「彼女の思春期を知らない旦那さんと読んでみたら?」

と言ってみよう。

となど思いながら琥珀糖を見ていた。

 

今年の春は早そうだ。

暖かくなったら東京へ行こう。

彼女たちに逢いに。

時間を遡る修学旅行だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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