盛岡食いしん爺日記
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新しい年は、
とんでもない元旦から始まった。
思いもしないことが起こる。
ウクライナや中東ではやむ事の無い戦い。
テレビではなかなか放送されない世界もある。
元旦は、少し暗い気持ちながら午後から仕事。
2日と3日は、朝からテレビ。
箱根駅伝で、必死に走る学生たち。
スポーツから元気をもらった。
新春の初めての外食。
なんだかじゃじゃ麺が食べたくなった。
昨年の12月19日に開店した
盛岡じゃじゃ麺専門店「じゃじゃおいけん」へ。
「おいけん」という東京の三軒茶屋のじゃじゃ麵店。
その店で修業した岩手出身の方が里帰りして独立。
よくぞ帰って来てくれた。
Perhaps, Perhaps, Perhaps by Joyce Partise
一緒の人は、味噌がハート形。
女性にはハート、
男性でも頼めば、こうしてくれるらしい。
ネギを増量。
自分好みの味に。
一升漬け、ラー油、ごま油に酢を少々。
その後、徹底的に掻き混ぜる。
たぶんほかの人より、長く手を動かしている。
平麺に自分好みの味噌がよく絡む。
盛岡の三大麺とは、
わんこそばと盛岡冷麺、じゃじゃ麵と言われている。
わんこそばは、椀を重ねイベント性があり、
観光客に人気だ。
地元の人は、盛岡冷麺とじゃじゃ麵を好む。
私は盛岡を訪れた人をよく冷麺を食べに連れて行く。
殆どの人に好評。
じゃじゃ麵は、初めての人にはハードルが高いかも。
何人か挫折した人を知っている。
なので、じゃじゃ麵を食べてみたい人には、
肴町の「㐂作(きさく)」に行く。
ミニがあるからだ。
残しそうになっても私がカバーできる。
ふわっと好きなごま油の香りが鼻先に。
いよいよ増す食欲!
なぜかじゃじゃ麺は、
食べ始めると無心になり、黙々と箸と口を動かす。
食べ終わった器に玉子。
また徹底的に掻き混ぜる。
そして、カウンター越しに箸を入れたまま、
スタッフに手渡す。
ほどなくチータンスープになってくる。
今日は、そこにニンニクを少々。
完食!
体も温まり、湧いてくる満足感。
会計するとスタッフが、
「開店の時もありがとうございます。」とニコニコ。
これにやられる、きっと近いうちにまた来るだろう。
「あれ?」
次に来たときはカレー味に挑戦の予定だった。
東京の三軒茶屋の「おいけん」では、これが人気らしい。
盛岡じゃじゃ麺、じゃじゃおいけんの味は、
初心者にも食べやすい味だと思う。。
盛岡では盛岡冷麺にじゃじゃ麺の店が多い。
それぞれ個性があり、ひいきの客がいる。
初心にかえって色々な味を楽しもう。
今年は久し振りに、わんこそばにも挑戦してみようかな。
そんな事を思いながらの帰り道。
じゃじゃおいけん盛岡HITONOKI店
〒020-0062 岩手県盛岡市長田町8−11