盛岡くいしん爺日記
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年が明け、SABО(サボ)に向かった。
仕事仲間と一緒。
「久し振りで楽しみだ、マスターは元気かな?」などと言いながら。
昨年の夏、来た時には、
「サボリ中」の看板だった。
Taeko Onuki + Akiko Yano - Yokogao
マスターは、相変わらず元気だ。
始めにサラダ。
丁度同じタイミングで隣のテーブルにも。
母と子がシェアしながらスープパスタを食べていた。
楽しそう。
薄切りの赤カブの上に海老!
「サボのドレッシングがいいんだよなぁ~さわやかでさ」
と呟きながら一緒の人もニコニコ。
私も頷いた。
隣のテーブルもどんどん食べている。
向かいにマリナーラが来た。
店を始めたころから人気の一つ。
でも形はすっかり変わった。
普通のパスタだったが、どんどん進化。
ソースとスープの間とでも言おうか。
「とても深い味わいなんだなぁ~」とご満悦。
私が頼んだカルボナーラ。
なんとスープパスタのカルボナーラ!
サボは、みたけで始めて、次に隣の市に移転。
しばらくして盛岡市のみたけに戻って来た。
マスターは、本当に研究熱心で自分の味を追いかけている。
数年前と比べたら数段進化している。
使う野菜や肉に海老、麺にも妥協しない。
綺麗な玉子だ。
ビジュアルで楽しみ、箸を持つ。
玉子を箸で割り、レンゲでかき回す。
ミルキーなスープがさらにまろやかになる。
以前のカルボナーラは、
パスタに濃厚なソースが絡むよくある姿だった。
独自の進化にわくわくして食べ始めた。
美味しい~
初めての味。
サボの麺は、特注で、じゃじゃ麺と同じ太さ。
もちもちの麺を噛むとじわりといい香り。
美味しい~
メニューに、〆にご飯でリゾットに。
と書いてあり、二人とも気になっていた。
マスターにご飯の量を聞くと、
「パスタを食べ終わったら胃と相談してみてください。」
ほぼ食べ終えたが、まだ胃は元気だ。
少なめにしてもらった。
パルメザンチーズとスパイスがご飯に。
「これは、美味しいだろう!」
2人で分けた。
時々、隣の親子の視線を感じた。
リゾットもメニューに加えたらお客さんも喜ぶだろう。
「あ~来てよかった。」と一緒の人。
隣のテーブルの人が会計しながら、
営業時間などを聞いていた。
「きっと初めてなんだね」
と言うので、
「はまったと思うよ」
と答えた。
しばらく近況をマスターと話した。
帰りながら助手席で、
「あれは何料理なんだろう?」
と言うので、
「SABО料理」
と答え、二人で笑った。
盛岡市みたけ4丁目18-5
スープパスタ SABО